今の中学生の実態

日常ブログ

こんにちは。枚方本校のクワノです。

先日、保護者様に「メビウスのブログ、どんな内容だったら読みたいですか?」とお伺いしたところ、

「今の中学生の、色々な面での“フツウ”が知りたい」というご返答でした。

 

 

誰しも、「自分のこどもが周りの子と比べてどうか」、という部分は、気になるところのようです。

 

 

10年近く中学生と接してきて、日増しに感じる部分として例を挙げますと、

「反復の軽視」がその一つです。

たとえば、暗記をしようと頑張っている生徒を見ていると、ちょっと間違いが多かっただけで、

“あー”やら、“うー”やら、テンションを下げた声を発する子が増えた気がします。

 

 

本来であれば、一回や二回間違えることに対し、イチイチ一喜一憂する必要もないと思うのですが、

「間違えたら、間違えないようになるまで、反復する」という基本姿勢がない子は、

一度間違いが多かっただけで、やる気が下がってしまうのだろうと推測しています。

 

 

また、そういった子は、指導者側がうまく誘導し、まず間違えないような状態を作り出してあげなければ、

ひとりで勉強が継続できない可能性があります。これは受験勉強のことを考えると、非常にキケンな状態と言えます。

 

 

ですのでクワノは生徒に、“一回目は間違えて当然”くらいに思うように、声掛けをするようにしています。

間違えることは自然なことで、大切なのは、反復によって、それを減らしていくことだと伝えています。

 

 

そもそも、長い人生を一度も間違えずに進むことは不可能であり、大切なのは行動を起こした上で、

その結果に対して、次の前向きな動きが出来るかどうかです。

 

勉強の姿勢を身に付けることで、そういった“たくましさ”も、身に付けて欲しい、と思っています。

(アラ、今回マジメ!(p_-)

この記事の筆者

小川 喜樹Ogawa Yoshiki

幼少時の少年野球の経験を活かし、日系社会JICA海外協力隊にて、ブラジルへ滞在し現地の子ども達に少年野球指導にあたる。帰国後は、ボーイズリーグにて中学硬式野球の指導にあたり、子ども達の努力には全力で応えてくれる熱血漢。これらの経験を経てKECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KEC個別指導メビウスでは、成績を上げるために、常に子ども達の視点に立って物事を考えることを実践。学ぶ楽しさを実感させる指導には定評がある。 (プロフィール詳細はこちら)

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