平安時代を感じる

日常ブログ

みなさん、こんにちは。メビウス香里園校の重富です。

 

冬期講習前期も半分を越えましたね。香里園校でも毎日朝から晩まで勉強して帰る生徒たちに頭が下がる思いでいっぱいです。

 

メビウスの冬期講習では、中3生が国語の授業を取ることが多いです。その授業の中で小説文や説明文と同様にわからない!と声が上がるのが古典です。

 

確かに同じ日本人が発した日本語だとは思えないくらいのものを感じることもあります。しかし、同じ日本人であるからこそ、考え方は昔の人とそう変わらないと思います。

 

例えば、旧暦の名称について、12月は「師走」と言いますよね。これは、平安時代の「師」であるお坊さんがお経をあげるために走り回る月であることから「師走」と呼ばれるようになったといいます。おそらく、平安時代の市中では

 

A「もうお坊さんが走り回る季節になったんですねぇ。」

B「そうですね。今年ももう終わりですね。」

 

というような会話が繰り広げられていたことでしょう。現代でも年末に近づいてくると、テレビでスペシャル番組を放映したり、スーパーなどでお正月を思わせる音楽がなっていたりします。季節の感じ方は今も昔も変わらないということだと思います。古典で書かれていることは、現代の人も共感することができる内容だと思います。みなさんも平安時代の人の気持ちになってみてはいかがでしょうか。恋の悩み、同僚への愚痴など…きっと面白い発見があると思います。

 

ちなみに、一般的に「師走」とは「先生ですらも忙しく走り回る月である」と言われます。メビウスの先生たちも、生徒のみなさんのために、冬期講習会を走り回っています。困ったことがあればいつでも声をかけてください!

この記事の筆者

中谷 直孝Nakatani Naotaka

学生時代、塾講師として従事。「やればできる」の気持ち作りを常に考え、「生徒のために」という想いから、コーチング力を高める勉強をしている努力家。大学時代の塾講師経験を活かしたいという想いから、KECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KEC個別指導メビウスでは、講師歴10年の経験を糧に、生徒のモチベーションを上げ、成績UPへ導く指導にあたっている。自らも凡事徹底を実践し、コツコツと愚直に続けることに意味があり価値があることををモットーとしている。(プロフィール詳細はこちら)

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