日常ブログ

『諸行無常』


こんにちは。メビウス高槻の上田です。

 

ここ最近話題になっていることですが、経営不振に陥っているシャープが、鴻海精密工業という台湾の会社の傘下になる可能性があるそうです。『シャープ』というと、人があっと驚く商品を出してくるメーカーで、みなさんの中には『液晶=シャープ』と浮かぶ人も多いかと思います。私も美しい映像が見られるという評判から、テレビも携帯もシャープばかりを買ったものです。

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。

おごれる人も久しからず。ただ春の夜の夢のごとし。

たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。

 

この文章、中学2年生以上なら聞いたことがありますね。そう、『平家物語』の冒頭です。

平家物語は平家の栄華と没落を描いた軍記物語で、鎌倉時代に成立したと考えられています。『栄枯盛衰』とあるので、栄華を誇っても、いつかは滅びるとマイナスに受け取ってしまいがちですが、それだけではないと私は思います。

 

『諸行無常』、すなわち万物は常に変化をし、同じ状況であり続けることはない、ということをどう捉えるかが大切です。いい結果を出そうと必死にがんばり、そして出せたとします。ただ、そこで安心して歩みを止めると平家のように没落してしまうのです。これは生きとし生けるものの世界では当たり前のことです。たとえ現状にとどまるとしても、次のステージに向かうための準備として、動き続けることが重要なのです。

 

今年度の大阪府公立入試では大きな変化があり、受験生は多かれ少なかれ影響を受けました。これからも子供たちはいろいろな場面で状況の変化に見舞われるかと思いますが、歩みを止めることなく、状況に応じて動き続けて欲しいです。

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