「たとえてみよう!」

日常ブログ

みなさんこんにちは!KEC個別指導塾メビウスの重吉です!

 

本日のブログは、先日わたしがグリムスクールの授業をした時の話です。

グリムスクールとは、本を読むことで「読む力」の向上はもちろん、授業を通じて「書く力」や「考える力」「話す力」「聞く力」など様々な角度から「国語力」を養っていくというプログラムです。

 

今月の中級の本は「版画のはらうたⅠ」という詩の本を扱っており、詩のさまざまな表現に触れることで、詩の書き方を学んでもらいます。

その中で「たとえてみよう!」という、比喩・擬人法などの「たとえる」表現技法を学ぶ作戦があり、生徒から、

 

Mくん(小4)

「先生、たとえってどういう意味~?」

「たとえっていうのは、あるものを、似ている別のものに言い換えて表現することやで。

たとえば、太陽のようなひまわり、みたいな感じかな。」

 

Yくん(小3)

「なるほど、わかった!ジェットコースターのような滑り台、とか?」

「うん、そんな感じ!」

 

Mくん(小4)

「織田信長のような黒田官兵衛!」

「…う~ん、そんな感じ。」

 

たしかに信長も官兵衛も素晴らしい軍師ですもんね、官兵衛は当時そう言われていたのかもしれません。

小学4年生で歴史に興味をもっていて感心しました。

 

Tくん(小3)

「水のような日本酒!」

「!?

Tくん、お酒は20歳からやで!?」

 

…お父さんが言っていたのでしょうか、とても上手なたとえでした。

その後の授業はとても楽しく盛り上がりました。お父さん、ありがとうございました。

 

こども達は、このような家での日常の会話から比喩や表現方法を学んでいました。何気ない会話も、こども達を成長させるためのとても大切な時間なんだなと、改めて感じた授業でした。

この記事の筆者

中谷 直孝Nakatani Naotaka

学生時代、塾講師として従事。「やればできる」の気持ち作りを常に考え、「生徒のために」という想いから、コーチング力を高める勉強をしている努力家。大学時代の塾講師経験を活かしたいという想いから、KECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KEC個別指導メビウスでは、講師歴10年の経験を糧に、生徒のモチベーションを上げ、成績UPへ導く指導にあたっている。自らも凡事徹底を実践し、コツコツと愚直に続けることに意味があり価値があることををモットーとしている。(プロフィール詳細はこちら)

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