教科書や参考書にも載っていない、中学生のよくある間違い

日常ブログ

こんにちは。

KEC個別指導塾寝屋川本校の佐藤です。

 

寝屋川市の公立中学校では、先週で中間テストが終わりました。

答案用紙を見ていると、皆の「もったいない間違い」を減らしたいなぁ、という思いがあります。

今回は、

 

[教科書や参考書にも載っていない、中学生のよくある間違いベスト3」

 

をご紹介します。

 

これは、一般的なよくある間違い方(計算の解き方等)の話しではなく、「自分は間違ったつもりはないのに、無意識で間違えていた」パターンの紹介です。

【注】ランキングは、主観によるものなので悪しからず。

 

 第3位 社会 人物名をミックスさせてしまう

 

特に歴史上の人物名は、紛らわしいものが多いです。例えば、

 

○水野 忠邦(みずの ただくに)・・・江戸時代中期、天保の改革を行った人物。

○伊能 忠敬(いのう ただたか)・・・江戸時代中期、日本地図を作製した人物。

 

これを、

 

×水野 忠敬(みずの ただたか)

×伊能 忠邦(いのう ただくに)

 

「忠邦」と書いたつもりが、「忠敬」だった・・・というケース。時代も同じころなので、よりミックス間違い度は高くなります。本人は正しく解答したつもりのため、答案が返却された時に衝撃を受けることになります。

 

 第2位 英語スペルミス  「b」と「d」を間違える

 

(例)

○ dream(夢) ⇒× bream

○ bring(持ってくる)⇒× dring

○ beautiful(美しい) ⇒× deautiful

 

これは、英語が得意な子にも見られた、無意識な間違いの極致かもしれません。

スペルを覚えてなければ、そもそも「deautiful」とまで書ききれないからです。

ほとんどの子が、自分で自分に対して、「そんなまさか・・・」と、落胆するケースです。

 

 第1位 『記号で答えなさい』に従っていない

 

記号で答えなければいけない問題を、「織田 信長」など、語句でそのまま解答してしまうパターンです。

たとえ内容を理解していたとしても、これだけで場合により、大きく減点を受けることになります・・・。

経験者も多いのではないでしょうか。

 

このミスは答えが正解しているだけに、本当に「もったいない間違い」です。しかも「①~③の記号を書きなさい。」といった形で出題されることが多いため、一問だけでなく、2問、3問と連続で間違える結果となります。

 

要因を調べていくと、「問題文を最後まで読んでいない」ために生じていることが多く見受けられます。普段から最後までしっかりと問題文を読むという癖をつけるだけでも防ぐことができます。

 

今回は以上です。

一般的な教科書や参考書に載るようなものではありませんが、中学生がよくする間違いでした。

今回の定期テストで、自分が当てはまっていないか確認し、少しでもうっかり間違いを減らしましょう!

この記事の筆者

佐藤 弘樹Sato Hiroki

大学時代、個別指導塾の講師として従事。当時から、生徒ができるまで、真摯に向き合う姿勢は周囲から驚愕されたほど。その後、大学時代の個別指導塾の講師経験を活かしたいという想いから、KECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KECでも、群を抜いて、忍耐力が強く、生徒がわかるまで、とことん向き合い成績UPへ導く指導には定評がある。講師歴12年の知見により、生徒をやる気にさせ、点数UPさせる指導実績も豊富。 (プロフィール詳細はこちら)

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