個別指導という看板だけではわからないこと(塾 中学生 個別指導)

枚方本校のブログ

Google検索で、「塾 中学生」と入力すると、個別指導という言葉がオススメ(サジェスト)として自動的に出てきます。

多くの方が、個別指導というものについて、調べているということですね。

 

前回のブログでも言いましたが、「看板」から推測できることと、できないことって、ありますよね。

パン屋さんの看板が出ていて、パンを売っていない、ということは、あり得ないということです。

 

では、「個別指導」という看板については、どうでしょうか。

そもそも、「個別指導」という言葉の意味って、皆さん、どんなイメージでしょうか。

また今後のブログでも書く予定ですが、「集団」形式ではない、という意味は、あるかと思います。

 

ただ、もう少し突っ込んで考えたいのは、では、先生が1人につき、生徒が何人であれば、「個別指導」なのか、ということです。

 

家庭教師のように、完全にマンツーマンの形こそ、「個別指導」だと、認識されている方もいます。

メビウスのように、先生1人につき生徒2人くらいまでを、「個別指導」だと、認識されている方もいるでしょう。

個別指導キャンパスさんのように、先生1人につき生徒3人くらいまでが「個別指導」だとする方もいるでしょう。

明光義塾さんのように、先生1人につき生徒4人以上でも「個別指導」だと認識される方もいるでしょう。

 

つまり、実は先生1人につき生徒が何人であれば、「個別指導」なのか、という定義は、明確ではないのです。

枚方メビウスの塾生から、「前の塾は個別指導だった、でも先生1人で10人くらい見ていた」という話を、聞いたこともあります。

いったい、何を持って「個別指導」とするのか。それについてのルールが、無いということを知っておいてください。

 

例えるなら、飲料品で『コーヒー』と表記できるものと、『コーヒー飲料』と表記しないといけないルールみたいなものが、無いということですね!

 

そして、是非「個別指導」という基準で塾選びをされる場合は、その「個別指導」という看板と「費用」だけで選ばないでください。

先生1人に対しての生徒の人数が、

・『増えれば増えるほど、価格は安くなる』

・『増えれば増えるほど、先生が生徒を見る時間は短くなる』

・『増えれば増えるほど、生徒の自発的な勉強姿勢が求められる』

といった、決して塾選びの際に無視してはいけない要素が、絡んでくるからです。

 

日本のオリーブオイルには偽物が横行している話をご存じの方は、この話が非常に似ていることを感じていただけるかと思います。

(海外と日本で、国が定めるオリーブオイルの表記ルールが違うことを利用している、というお話です。)

 

先生1人につき生徒2人までを【個別指導】と呼ぶ。

先生1人につき生徒4人までを【準・個別指導】と呼ぶ。

先生1人につき生徒10人までを【少人数指導】と呼ぶ。

将来的に、こういった表記ルールが定められれば、より多くの塾選びをする方にとって、塾とのミスマッチも減り、塾業界がクリアになるのではないかと思ったりします。

 

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この記事の筆者

小川 喜樹Ogawa Yoshiki

幼少時の少年野球の経験を活かし、日系社会JICA海外協力隊にて、ブラジルへ滞在し現地の子ども達に少年野球指導にあたる。帰国後は、ボーイズリーグにて中学硬式野球の指導にあたり、子ども達の努力には全力で応えてくれる熱血漢。これらの経験を経てKECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KEC個別指導メビウスでは、成績を上げるために、常に子ども達の視点に立って物事を考えることを実践。学ぶ楽しさを実感させる指導には定評がある。 (プロフィール詳細はこちら)

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