枚方本校のブログ

目次
大阪府立いちりつ高等学校とは|学校概要
引用元:https://www3.osaka-c.ed.jp/ichiritsu/
所在地 | 大阪府枚方市北中振2-8-1 |
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電話番号 | (072)833-0101 |
アクセス | 京阪電車「光善寺駅」下車 徒歩5分 |
沿革・教育方針
■ 沿革
・1941年: 大阪市初の旧制中学校として開校
・1948年:「大阪市立高等学校」と改称、全日制普通課程を設置、男女共学化
・1993年: 理数科・英語科を設置
・2022年: 大阪府移管に伴い「大阪府立いちりつ高等学校」と改称
■ 教育方針・理念
・「知・徳・体」のバランスを重視し、生徒一人ひとりの進路希望を実現する教育を推進。
・基礎学力の定着、応用力・実践力の充実、相互尊重と責任感を育成。
■ 教育の特色
・理数科・英語科・普通科の3学科を設置し、多様な進路に対応。
・部活動が活発で、全校生徒の約8割が加入。全国・近畿大会出場の実績あり。
・体育大会や文化祭などは生徒が主体的に運営。
・国際交流に注力し、オーストラリアの姉妹校との交流活動を実施。
参考:大阪府立いちりつ高等学校
大阪府立いちりつ高等学校の偏差値・入試倍率
<入試データ>
・偏差値:普通科 53、理数科 54.5、英語科 53.5・学力検査種別(国数英):すべてB問題
・倍率のタイプ:「I」→「学力検査の成績×1.4」+「調査書の評定×0.6」=総合点
・主な併願校:
普通科=常翔啓光、常翔学園、東海仰星
理数科=常翔啓光、常翔学園、大阪国際、大阪学芸、京都橘
英語科=常翔啓光、いちりつ(普通科)、大阪国際
※偏差値は 「五ツ木模試」のデータを参照
<2025年度 大阪府公立高校入試 志願状況>
・一般定員:279(普通科 200、理数科 40、英語科 39)
・一般志願数:260(第1志望:普通科 213、理数科 33、英語科14)
・倍率:0.93
参考:令和7年度大阪府公立高等学校一般入学者選抜(全日制の課程)の志願者数
参考:大阪府教育委員会
大阪府立いちりつ高等学校の学科
理数科
引用元:https://www3.osaka-c.ed.jp/ichiritsu/folder_5/post-72.html
目標:科学技術分野で活躍できる人材育成
■特色ある教育内容
・理科・数学の少人数制授業
・1年次:理数実習、野外観察実習(京都府京丹後市)
・2年次:理数探究、研究発表
・大阪公立大学との連携(講演会、見学会)
■進路状況
・主に理系学部(理・工・農・薬学部等)への進学
・総合型選抜・学校推薦型選抜での国公立大学合格実績あり
英語科
引用元:https://www3.osaka-c.ed.jp/ichiritsu/folder_5/post-34.html
■教育目標と特色
・世界標準の教材でオールイングリッシュ授業を実施
・ネイティブ講師2名による少人数制授業
・文系大学・学部進学向けのカリキュラム
■特色ある授業
・全学年:コミュニケーション(2単位)
・2年:英語時事問題研究(選択)
・3年:異文化間コミュニケーション、英語原書講読(選択)
■主要行事
・1年生:サマーセミナー(2泊3日・京都)
・全学年:英語科講演会(英語落語、スピーチトレーニング等)
普通科
引用元:https://www3.osaka-c.ed.jp/ichiritsu/folder_5/post-30.html
■目標と特色
・グローカルな視野を持つ人材育成
・理数科・英語科のノウハウを活かした授業展開
・基礎力と幅広い教養の重視
■カリキュラム構成
・1年:共通科目(芸術選択あり)、33単位
・2年:文系・理系コース選択、必修24単位+選択9単位
・3年:進路に応じた科目選択、必修13単位+選択20単位
大阪府立いちりつ高等学校の進路実績
4年制大学への進学が主流で、既卒生の合格も多く、関西の有名私立大学を中心に幅広い進路実績を誇ります。
医療系、看護系など専門職養成校への進学実績も豊富です。
<2024年度 合格実績 ※延べ人数>
■ 国公立大学(15名):大阪教育大学、神戸市外国語大学、防衛大学校など
■ 私立大学
・関関同立(104名):関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学
・産近甲龍(361名):京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学
・その他:摂南大、追手門学院大、関西外大、大和大学など
■ 短期大学
龍谷大学短期大学部、関西外国語大学短期大学部
■ 専門学校等
服飾系、デザイン系、医療系、IT系、美容系、ビジネス系など
大阪府立いちりつ高等学校の制服・校則
引用元:https://www3.osaka-c.ed.jp/ichiritsu/8ffa979e31cbfc42ff10cd1fdf885e84.pdf
大阪府立いちりつ高等学校の制服では、組み合わせで着こなしを楽しめるのが特徴
■ 制服の基本規定
・冬服(10月-5月):ブレザー、スラックス/スカート、ボタンダウンシャツ
・夏服(5月-10月):スラックス/スカート、ブルーのボタンダウンニットシャツ
・男女共通:指定のセーター/ベスト、ネクタイ/リボン着用可
■ 着用ルール
・スカート丈は膝が隠れる長さ
・制服の改造禁止
・式典時はブレザー着用必須
・春秋は気温に応じて夏冬服の選択可
■ その他規定
・靴:運動靴か低めの革靴(華美な物は不可)
・防寒具:教室内での着用禁止
・髪型:染色・パーマ等禁止
・アクセサリー・化粧:禁止(カラコン等含む)
大阪府立いちりつ高等学校の部活動
大阪府立いちりつ高等学校では、多種多様な部活動が展開されており、生徒の約8割が部活動に参加しています。
運動部と文化部の両方が充実しており、全国大会や近畿大会に出場する部も多数あります。
■ 運動部
・球技系:硬式野球、ソフトボール、サッカー、硬式テニス(女子)、ソフトテニス、バスケットボール、バレーボール、ハンドボール、卓球、バドミントン、ラグビー
・武道系:剣道、レスリング
・その他:水泳、陸上競技、ダンス
■ 文化部
吹奏楽、美術、写真、書道、茶華道、文芸、国際交流部、競技かるた部、クッキング&クラフト、放送
■ 同好会
軽音、科学研究、パソコン
<活動実績 R3~R5年度>
【全国大会出場】放送・レスリング・ダンス・ラグビー(西日本選抜・近畿選抜)
【近畿大会出場】卓球・陸上競技・水泳・女子バレーボール(ビーチバレー)
参考:大阪府立いちりつ高等学校
大阪府立いちりつ高等学校の学校行事
引用元:https://www3.osaka-c.ed.jp/ichiritsu/folder_4/post-21.html
■ 体育祭(5月)
赤団・青団・緑団・黄団の4団に分かれて団対抗で競技に参加。クラス対抗競技や演舞など、生徒が主体となって企画・運営します。団結力を高める行事として位置づけられ、衣装や団旗作りも生徒が担当します。
■ 文化祭(9月に2日間)
クラスや部活動による『食堂・喫茶』『模擬』『展示』『パフォーマンス』などが行われ、生徒の創造性や協力精神が発揮される場となっています。
3年生は演劇を披露、家族や近隣住民、中学生なども来訪して連日盛り上がります。生徒主体で運営される自由闊達な雰囲気の行事ですが、装飾やメイクなどには一定の制限があります。
■ 修学旅行(11月)
3泊4日で、2024年度は東北地方(松島周辺)でした。過去には南九州(鹿児島・熊本)や沖縄にも訪れています。
2024年度の修学旅行では、鳴子峡・鳴子温泉、松島、仙台城跡、中尊寺などに赴き、民泊体験や漁業体験、クラフト体験、ずんだ餅づくりなどのアクティビティもありました。
■ その他
校外学習(万博記念公園やニフレル、奈良公園、神戸ベイクルーズなど)、サマーセミナー(英語科)、野外観察実習(理数科)、球技大会など
参考:大阪府立いちりつ高等学校
まとめ
大阪府立いちりつ高等学校は、80年以上の歴史を誇る伝統ある公立高校であり、生徒の個性を尊重し、知・徳・体のバランスを重視した教育を提供しています。
普通科に加え、英語科や理数科といった専門性の高い学科も設置されており、生徒の進路希望に応じた多様な学びの機会を提供しています。
部活動は非常に活発で、生徒の約8割が参加しています。全国大会や近畿大会に出場する部も多く、生徒たちの熱意と挑戦精神が光ります。
また、体育祭や文化祭などの学校行事は、生徒主体で運営されることで、自主性や協調性を育む貴重な場となっています。
さらに、国際理解教育にも力を入れており、海外姉妹校との交流を通じて、生徒たちにグローバルな視野を広げる機会を提供しています。
自然豊かな環境の中で、学業と課外活動の両方に励むことで、生徒たちは未来を切り開く力と自信を身につけ、社会に貢献できる人材として成長しています。
オープンスクールなどの機会を活用して、学校の実際の様子や雰囲気もぜひ味わってみましょう。