中学2年生の英語でお悩みの方へ、中2英語の学習のポイント!

勉強の仕方アドバイス

 

「中学2年生になって英語がますます難しくなった」

「ついていけてないし、勉強方法も分からない」

 

などと、中学2年で習う英語に苦戦している生徒は多いでしょう。授業を受けていく過程で、途中で分からなくなってしまうと英語の勉強が苦痛になってしまいます。苦痛になってしまうとテスト勉強も上手くできず、点数を上げることも難しくなるでしょう。そこで今回は、中2英語の学習ポイントについて紹介していきます。

 

>>中学英語の定期テスト勉強で悩む前にチェック表にお答えください

 

中2で英語につまずくと、かなり危ない?!

中2で英語につまずくと、かなり危険です。危険の意味は、端的に言うと、定期テストの点数がどんどん下がるということです。また、一度そうなってしまうと、学習を取り戻すために相当の学習量と努力が必要になります。これは、英語が積み重ねの教科であることが影響しています。

中2の英語の文法では、未来形や不定詞、比較級、受動態などなど、様々なことを学習します。前提として、それら全ては、中1までに学習してきた内容を土台として学習します。例えば、肯定文の疑問文や否定文へ書きかえ方は、中1までの文法のルールを土台としています。

(肯定文)You are Taro.
あなたは太郎です。

(疑問文)Are you Taro?
あなたは太郎ですか?

be動詞の英文の場合、疑問文の書きかえ方は、be動詞を主語の前に出します。次の例です。

(肯定文) You are going to go to Kyoto next holiday.
あなたは次の休日に京都に行く予定です。

(疑問文) Are you going to go to Kyoto next holiday?
あなたは次の休日に京都に行く予定ですか?

これは、中2で習う未来形の文法です。「be going to +動詞の原形」で構成されますが、be動詞を使うという意味では、「You are Taro.」の英文と同じです。だから、be動詞を主語の前に出すという、疑問文の書きかえ方のルールは同じです。

ところが、積み重ね学習ができていないと、よくある間違いとして、「Do you Taro?」にしてしまったり、未来形のような長い文章になった途端、どうすればよいか分からなくなったりするのです。

注意すべき、学習指導要領の改訂

大事な内容なので、全学年の話に触れておきます。2021年4月から、中学校の英語の学習内容が大幅に変わりました。変更点を端的に下の通りです。

  • 今まで高校で学習していた英文法の一部が、中学内容に追加
  • 単語量が約2倍にアップ

英文法に関しては、仮定法や現在完了進行形、などが追加されました。つまり、単純に中学校での学習量が増加したことになります。

単語に関しては、扱う量が今までの約2倍になりました。

【中学校までで習う単語数】
<2020年まで>約1200語    <2021年から>約2500語

これだけ見ても、いかに大変かが分かると思います。今まででさえ、英語の学習が追いつかない中学生が多かったにも関わらず、更に学習量が増えたわけですから、しっかり対策を行わないと、学習に遅れが生じることは明白です。

中2の英語の学習ポイント

主要な文法の項目は、「未来形」、「不定詞」、「動名詞」、「比較級」、「受動態」、「現在完了形」になります。細かく言えば、IfやWhenなどの接続詞など、他にもありますが、主要な文法に絞ってご紹介します。

学習ポイントは、いたってシンプルです。新出文法、新出単語を習うたびに、ひとつひとつの理解と定着、復習を繰り返しましょう。

中1の内容と比較して、複雑な内容になってきます。それと並行して、新出単語をどんどん扱っていきますので、同時に習得していく必要があります。文法の種類が増えてきた時、ひとつひとつをその都度、定着させていかないと、頭の中で整理しきれなくなってきます。そうなると、テスト問題を解く際に、その問題が一体どの文法を扱っているのかが分からなくなってきます。例えば、未来形の問題なのに現在形で答えてしまったりしてしまうのです。

単語に関しては言うまでもありません。どんどん新出単語は増え続けますから、その都度、覚えていかないと、雪だるま方式で分からない単語は増え続けます。そうなると、まとめて一気に暗記することは大変ですから注意しましょう。

「未来形」の学習ポイント

未来形は、「~するつもりです。~する予定です。~でしょう」等、文字通り未来を表す文法です。未来を表す「will」、「be going to~」を習います。

<例>
I will visit Kyoto tomorrow.
=I am going to visit Kyoto tomorrow.
(私は明日、京都を訪れるつもりです)

 

willやbe going to~の後には、動詞の原形が続きます。

文法自体は、それほど複雑ではないかもしれませんが、注意すべきは同時に暗記していかないといけない単語が一気に増加することです。未来を表す文章ですから当然、未来を表す単語が出てきます。

<未来を表す語句例>
tomorrow(明日)、next week(来週)、next month(来月)、This afternoon(今日の午後)、next Saturday(次の土曜日)

これらも同時に習得していく必要があります。また、中1までの復習ができていないと更に大変になります。例えば曜日を表す単語は中1で既に扱っています。next Saturday(次の土曜日)を例に出しましたが、月曜から日曜日まで全て書けるようになっていないと、未来形の問題を解くことも、より困難になってしまうのです。これも、英語が積み重ねの科目である所以でもあります。

「不定詞」の学習ポイント

不定詞は、中2英語の中でも難しい部類に入ります。用法がいくつかあることや、一つの英文自体が長くなることで、内容の理解も難しくなります。

用法の種類には、「副詞的用法」「形容詞的用法」「名詞的用法」があります。この言葉だけで、なんか難しそう・・・と思ってしまう中学生も多いと思います。

副詞的用法

行動の目的を表し、「~するために」と訳す。

She went to the park to play tennis.(彼女はテニスをするために公園へ行きました)

形容詞的用法

後ろから名詞を説明する。「~する(ための)、~すべき…」

He has something to eat. (彼は何か食べるためのものを持っています)

名詞的用法

「~すること」と訳す。

He likes to play tennis. (彼はテニスをすることが好きです)


また、更にややこしくさせているのが、動名詞との関係性です。次の項目で説明します。

「動名詞」の学習ポイント

動名詞の形は、動詞のing形で、「~すること」と訳します。

You like playing tennis. (あなたはテニスをすることが好きです)
= You like to play tennis.

このように、動名詞は不定詞との書きかえができます。訳し方は基本的に同じです。厳密に言えば、言葉のニュアンスの違いはあるのですが、中2の段階ではそれほど気にする必要はありません。同じ日本語の訳し方でOKです。

不定詞との関係性でややこしいのが、上記の例文のように、どんな場合でも動名詞と不定詞の書きかえが可能ではないということです。

○ I finished cleaning my room.

× I finished to cleaning my room.

finishの後には、不定詞は使えません。動名詞にしなければいけないのです。同じように、enjoy, stopという動詞も、後に動名詞しか使えません。

なぜ?という疑問に思う中学生が大半と思いますが、その理由についてまで詳しくは学校でも習わないかもしれません。

実は、不定詞の名詞的用法には、未来を表すニュアンスが含まれます。どういうことかというと、「これからすること」です。逆に動名詞には、「これまでしてきたこと」という過去のニュアンスが含まれます。

改めて例文を見てみましょう。

○ I finished cleaning my room.

「部屋を掃除することを終えた」は、既にこれまでにしていきたことを表します。これを不定詞のニュアンスである「これからすること」と置き換えることはできません。「これから部屋を掃除することを終えた」は、意味が通じないですよね。
finishの後は動名詞だけ、と暗記してしまえばいいと言えばいいですが、不定詞をとればいいか、動名詞をとればいいか、忘れてしまうこともあるかもしれません。そんな時、このニュアンスの違いを知っておけば、役立つこともあるかもしれません。

「比較級」の学習ポイント

比較級の種類は主に3つです。

比較級(~より・・・)

比較級は、2つのものを比べる時に使います。
【形】: -er +than~
I am taller than you.(私は、あなたより背が高いです)

「-er」のところは、形容詞や副詞の比較級が入ります。

【注意すべき比較級の作り方】
eで終わる語は、rをつける (例)large ⇒ larger
bigやhotは、最後の文字を重ねてerをつける (例)big⇒bigger
busy、early、happyはyをiに変えてerをつける (例)big ⇒ bigger

最上級(~の中で一番・・・)

最上級は、3つ以上のものや人を比べて一番のものを表す時に使います。
【形】: the + -est + of(in)

I am the tallest of the three. (私は、3人の中で一番背が高いです)

【注意すべき最上級の作り方】
eで終わる語は、stをつける (例)large ⇒ largest
bigやhotは、最後の文字を重ねてestをつける (例)big⇒biggest
busy、early、happyはyをiに変えてestをつける (例)big ⇒ biggest

原級(~と同じくらい・・・)

原級とは、同等比較するときに使います。

【形】: as +原級+as・・・(・・・と同じくらい)
【形】: not as +原級+as・・・(・・・ほど~ではない)

I am as tall as you. (私は、あなたと同じくらい背が高いです)
I am not as tall as you. (私は、あなたほど背が高いくはありません)

【注意すべき比較級・最上級の作り方】
最後に、不規則変化する比較級・最上級をご紹介します。
テストにもよく出題されますのでしっかり暗記しましょう。

【原級-比較級-最上級】
【good-better-best】「よい」
【well-better-best】「上手い」
【many-more-most】「多い、たくさんの」
【much-more-most】「多い、たくさんの」

「受動態」の学習ポイント

受動態は、「~される」と訳します。受け身ともいわれます。
【形】:be 動詞+過去分詞

This bike is used by him. (この自転車は彼によって使われます)

「人によって~される」という使い方がよく出ます。「by + 人」の使い方とセットで覚えましょう。

注意すべき点は、過去分詞形です。過去分詞形は、不規則変化するものを除いて、過去形と同じ形です。言いかえれば、不規則変化するものは当然、テストでも出題されやすくなります。数が多いので、出題されやすいものをピックアップしてご紹介します。

【原形-過去形-過去分詞形】
be -was / were-been  ~である
begin-began-begun  始める
break-broke-broken  こわす
come-came-come  来る
draw-drew-drawn  描く
eat -ate- eaten  食べる
see-saw-seen  みる
speak-spoke-spoken 話す
take-took -taken  取る
write-wrote-written  書く

「現在完了形」の学習ポイント

現在完了形の形は、基本的に<have+過去分詞>で表します。現在完了形には主に3つの用法があります。

完了用法

<have already +過去分詞> すでに(もう)~してしまいました

<have just +過去分詞>ちょうど~したところです

注意すべき点は、疑問文・否定文の作り方です。
already、 justをとって、文の終わりにyetをつけなければいけません。

(肯定文)He has already finished his homework.
彼はもう宿題を終えてしまいました。

(疑問文)Has he finished his homework yet?
彼はもう宿題を終えてしまいましたか?

経験用法

~したことがある、と訳す。

I have visited Tokyo. 私は東京を訪れたことがあります。

(注意)経験用法の疑問文・否定文の作り方
(疑問文) have you ever + 過去分詞
(否定文) I have never + 過去分詞

Have you ever visited Tokyo? あなたは東京を訪れたことがありますか?
I have never visited Tokyo. 私は東京を訪れたことがありません。

継続用法

<have +過去分詞+for> ~の間(ずっと)・・・している
<have +過去分詞+since> ~から(ずっと)・・・している

I have lived in Osaka for three years.
私は3年間、大阪に住んでいます。
I have been busy since last week.
私は先週からずっと忙しいです。

次に、現在完了進行形です。注意すべき、学習指導要領の改訂の項目で述べたように、中2から早速、今までの高校内容を習うことになります。

【形】have been + ~ing <ずっと~し続けている>

I have been waiting for her for two hours.
私は2時間ずっと彼女を待ち続けています。

もしここで、「継続用法と何が違うの?」と思った方は鋭いです!
違いとしては、「動作を表す動詞」か「状態を表す動詞」かということです
「動作を表す動詞」では、現在完了進行形を使います。
「状態を表す動詞」は、現在完了進行形はではなく、継続用法を使います。

(例)know、like、want、live

○ I have known him for five years. 私は5年間彼を知っています。

× I have been knowing him for five years.

動作と状態の違いを判別することは、最初は難しいかもしれませんが、中学の段階であれば、上記の4つの単語は暗記しておくとよいでしょう。

まとめ

中2の英語は、定期テストはもちろん、高校入試でも頻出単元ばかりです。中1までの内容をベースとして習うので、単語含め、それまでの内容の復習もしっかりしながら学習していきましょう。また同じように、中3英語は中1・中2英語をベースとして学習していきます。なので、中2英語は、中3=受験生になるための準備段階として、非常に重要な内容となります。中3になった時に焦らなくていいように、しっかり習得していきましょう。

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