プライミング効果を利用した暗記

寝屋川本校のブログ

9/13(日)は五ツ木模擬テスト。

寝屋川校の中学3年生の塾生は全員参加で受講しています。

 

前日などに、何の勉強をしていけばいいか?という相談も、塾生からよく出ます。

正解はないかもしれませんが、よくアドバイスすることは、暗記すれば点数に結びつくものを主にすすめることが多いです。

 

例えば前日に、応用や難問に取り組むことは、あまりおすすめしてません。

難問なので、当然、今の自分にとっては難しい問題です。

解くにも理解するにも時間がかかります。

もし頑張って解いたとしても、その問題がピンポイントで出題される可能性は上がる訳ではありませんし、前日に急に実力が上がる訳でもありません。

 

逆に、難しい・・・どうしよう!と、焦りに拍車をかけることになりかねません。

 

暗記ものであれば、点数にそのまま直結しやすいです。

例えば社会で、

問題:第一次世界大戦後に(   )で調印された条約は?

 

⇒パリ、ベルサイユ条約

覚えてさえいれば、点数が取れます。

 

もちろん、前日に覚えていたものが出題されるとは限りませんが、前日に時間をかけて難問をするよりも、暗記を10個、20個としていった方が効率がよいです。

 

暗記すると時のコツのひとつは、プライミング効果を利用することです。

 

プライミング効果とは、一つの刺激が別の考えを生み出す性質ことです。
簡単に言えば、「連想」です。

勉強で効果的な暗記方法はありますか?

「動物」という言葉を聞いて、「犬」や「猫」が勝手に思い浮かぶのは、記憶が直結しているからです。

 

先ほどの社会の例

第一次世界大戦後にパリで調印された条約は?⇒ベルサイユ条約

 

①「第一次世界大戦(後)」

②「パリ」

③「ベルサイユ条約」

 

この①~③は、繋げて覚えます。

よく見かけるのは、①~③を、バラバラに言葉だけ覚えてしまう暗記の仕方です。

 

「第一次世界大戦後の条約?え~と・・・条約なんて、いろいろ多すぎて分からない!」

と、なっていませんか?

 

プライミング効果をうまく利用すれば、勉強の効率がぐっと上がりますよ。

 

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この記事の筆者

佐藤 弘樹Sato Hiroki

大学時代、個別指導塾の講師として従事。当時から、生徒ができるまで、真摯に向き合う姿勢は周囲から驚愕されたほど。その後、大学時代の個別指導塾の講師経験を活かしたいという想いから、KECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KECでも、群を抜いて、忍耐力が強く、生徒がわかるまで、とことん向き合い成績UPへ導く指導には定評がある。講師歴12年の知見により、生徒をやる気にさせ、点数UPさせる指導実績も豊富。 (プロフィール詳細はこちら)

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