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受験応援メッセージで効果的なのは?


受験応援メッセージで効果的なのは?

多くの人が経験する受験勉強。それは、長く険しい道のりです。その道中では不安になり、あきらめて逃げ出したくもなります。そのようなときは、やる気が出る言葉をかけてほしくなるものです。今回は周りに受験生がいる人にむけて、誰から、どのような受験応援メッセージが効果的なのか。また、どの時期がより効果的なのかをご紹介します。

■保護者から送る応援メッセージはどのようなものが効果的か

     受験生の努力を一番身近なところで見守ってきたのは、間違いなく保護者(家族)になります。ですが同時に、受験生(特に思春期真っ只中である中学生)にとって保護者は、身近であるが故に煩わしい存在とされがちです。また、受験本番が近づくにつれ、受験生は一層不安になりイライラも募り、保護者の方が良かれと思って取った言動が気持ちを逆なですることになります。最後には、「もう何もしないで黙ってて!!」なんて言われてしまう始末です。そのようなことにならないために、子どもの行動パターン別に、それぞれにあったおすすめのメッセージを送ってあげましょう。
  • パターン1:仲間と一緒に行動する
  • パターン2:ギリギリに追い込まれてから行動して間に合わせる
  • パターン3:焦らずマイペースにコツコツ進める

パターン1:『仲間と一緒に行動する』

今の中学生において、最も多いパターンです。一人で目立った行動は避け、集団で行動することを好みます。このパターンは「一人きりで挑む場」、受験勉強においては、より一層不安な気持ちになります。そこで、やる気を上げるために「一人じゃないよ」という気持ちが伝わるメッセージを送りましょう。 「私たち(保護者)も先生も友達もみんな応援しているからね。みんなで一緒に入試に臨んでいると思って頑張ってね」と優しく伝えるのが効果的です。さらに、声かけ時の表情もポイントになります。保護者の方まで緊張感たっぷりのこわばった表情だと、繊細な受験生は周りの思いがかえってプレッシャーになってしまいます。必ず笑顔で優しい口調で伝えてあげてください。 笑顔で優しく、 「私たち(保護者)も先生も友達もみんな応援しているからね。みんなで一緒に入試に臨んでいると思って頑張ってね」 と伝えることが効果的!!

パターン2:『ギリギリに追い込まれてから行動して間に合わせる』

このパターンの受験生は、コツコツ着実に進めていくことが苦手です。気分が乗るか、期日が追い込まれないとやる気が出ません。そして、入試本番中でも、試験前半で「これはいける!」とか「これはダメっぽい」と直感で判断してしまうことがあります。 「苦手な問題が続いても最後まであきらめちゃダメだよ」 「調子良く早く解き終わっても早とちりがあるから、時間が余ったら必ず見直してね」 など、良い時悪い時それぞれに出やすいマイナス行動を取らないように、メッセージを送りましょう。そして最後に「それさえ注意すれば大丈夫!」と子ども本来の能力を褒めて気分を高めてあげましょう。 マイナス行動を防ぐために、 「苦手な問題が続いても最後まであきらめちゃダメだよ」 「調子良く早く解き終わっても早とちりがあるから、時間が余ったら必ず見直してね」 「それさえ注意すれば大丈夫!」 と伝え、気分を高めてあげることが効果的!!

パターン3:『焦らずマイペースにコツコツ進める』

入試本番に照準を合わせ、自分なりの計画を立て着々と勉強するパターンの受験生は、入試本番が近づいてもさほど慌てることもなく、保護者以上に落ち着いて見えるでしょう。しかし、頭の中では様々なリスクを想像しては解決法を考えたりして、内心ではとても不安になっています。このパターンには、今までの頑張りを改めて気づかせて自信を持たせてあげることが効果的です。今まで勉強して書き貯めてきたノート、解いてきた問題集を見せながら、「ここまでこんなに頑張って勉強してきたのだから大丈夫。あとはいつも通りやれば結果は必ずついてくるから」と客観的な視点でメッセージを送ってあげましょう。そして、やり切った後の達成感も味わいたいのがこのパターンです。「受験が終わったら大好物のものを皆で食べに行こうね」と終わった後の具体的なご褒美プランを伝えてあげると、「よし!頑張るぞ!」と一段とやる気が上がります。 客観的な視点で、 「ここまでこんなに頑張って勉強してきたのだから大丈夫。あとはいつも通りやれば結果は必ずついてくるから」 「受験が終わったら大好物のものを皆で食べに行こうね」 と、ご褒美プランも伝えてあげることが効果的!!

■同級生から送る応援メッセージはどのようなものが効果的か

「友達ってなんですか?」 かけがえのない存在。いないと困る存在。多くの人がこのように答えるかと思います。どの答えも正解です。ですが、今回のテーマである「受験応援メッセージ」を同級生に送る場合には、必ず意識してほしいことがあります。 それは、「お互いを高めあう存在」であるということです。 同級生が頑張っている姿を見れば、自分も頑張ろうと思える。 同級生が落ち込んでいるときは、自分が励ましてあげようと思える。 受験勉強は自分との闘いです。心が折れそうになることが多々あります。学生時代はある意味、保護者(家族)より心を許す存在に成り得るのが同級生の友達です。「辛いよね」「逃げたいよね」のようなマイナスメッセージを口にしてしまうと、簡単にお互いの足を引っ張りあってしまう状態になってしまいます。したがって、「あなたが頑張っている姿を見れば私も頑張れる」や、「一緒に志望校合格を目指して頑張ろう」などのメッセージが効果的です。「お互いがお互いを高めあう」、このことを考えてメッセージを送ってあげましょう。

■先輩から後輩に送る応援メッセージはどのようなものが効果的か

先輩=先人の言葉は偉大です。なぜでしょうか?それは、先輩はすでに受験を経験しているからです。人は実際に自分自身が経験することにより、学べることがたくさんあります。すでに受験を経験した先輩は、これから受験生が経験し学んでいくことを知っている存在です。また、入試制度は数年の間で大きく変わっていきます。保護者も受験勉強における先輩ですが、その当時の受験制度とは大きく変わっています。年齢が近い後輩であれば、後輩にむけて有益な情報などを具体的に送ってあげましょう。 「自分は○○でやる気がすごく上がった」 など、保護者や友達は精神面での応援メッセージが多くなりますが、それプラス、先輩からしか伝えることができないメッセージで後輩の受験生を応援してあげてください。

■応援メッセージを送るのはいつ頃が良いか

これについての答えは明確です。 いつでも効果があります。 入試当日まで毎日続く受験勉強。受験生は常に不安と戦っています。ですので、受験生は24時間いつでも応援メッセージを受けつけています。ですが、毎日毎日同じメッセージを送っても、効果は薄れていきますし、逆に受験生にとってストレスになってしまいます。 ですので、メッセージを送るときは次の2点を意識してください。
  • 1、テスト前後がより効果的であるということ
  • 2、毎日続く受験勉強でも勉強する内容は時期によって違うということ

『テスト前後がより効果的であるということ』

入試本番までにも、さまざまなテストが待ち構えています。中学生であれば、学校の定期テストや実力テストなどがあります。 受験生にとってこの入試本番までのテストは、自分が今どのレベルにあるのかを判断するテストになります。ですので、テスト前には目標点が取れるかどうか不安になります。仮にそのテストで目標点以上取れた場合には、一段と勉強のやる気アップに繋がります。しかし、そうでなかった場合には、モチベーションが下がってしまいます。周りの人からの応援メッセージは、そのようなときに、より一層効果を発揮します。つまり、受験生が落ち込みやすいタイミングである、テスト前後がより効果的になるのです。

『毎日続く受験勉強でも勉強する内容は時期によって違うということ』

極端な例で言うと、入試前日に「今日から本気で勉強すれば大丈夫!」のような的外れにも程がある応援メッセージは、避けるべきであるということです。入試前日と受験勉強初日とでは、受験生のモチベーションも、勉強する内容も違います。一つの例ですが、冬休みまでは暗記や基礎問題を解き、勉強の地盤を固める。冬休み以降は、応用問題や過去問を解いて、更なるレベルアップを測ることを目的に勉強していきます。勉強する内容により受験生の気持ちも変化するので、そこをふまえたメッセージを送ることが重要です。以前のコラムで、時期別にする勉強内容についてご紹介していますで、こちらのコラムもご参照ください。 ⇒(添付)高校受験のための勉強時間の目安と、時期別にやるべきこととは?

■まとめ

受験勉強は長く険しい道のりです。気分が乗らなかったり落ちこんでしまったり、やる気の低下は必ず襲ってきます。そのようなときは周りの人が受験生のことを想い、やる気が上がる効果的な受験応援メッセージを送ってあげましょう。応援する側が困っている場合に、このコラムが役立てばと願っております。
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