勉強の仕方アドバイス

高校受験のための勉強時間の目安と、時期別にやるべきこととは?


高校受験のための勉強時間の目安と、時期別にやるべきこととは?

勉強時間の目安ってどのくらいですか?

これで大丈夫!きっと上手くいく!

「高校受験でどのくらい勉強時間が必要なのか?」は受験生としてとても気になるところですよね。
でも、やらないといけないことは分かっていても「どのくらい勉強したらいいのか?」、そもそも「何をしたらいいのか?」がわからないから、結局何もできない・・・。
そんなあなたのために、高校受験での勉強時間の目安を、時期別にやるべきこととあわせてご紹介します。
時期・勉強時間の目安(平日)・やるべきこと

受験生は一日にどのくらい勉強しているのか?

一番気になるところだと思いますが、実はこれについての調査結果はありません。そこで、メビウスにおける「だいたいみんなこれぐらい」という実例を通してお伝えしていきます。

4月〜夏休み前まで

この時期の勉強時間は、
普段:1時間程度
定期テスト前:5時間程度
です。

4月〜夏休み前までは部活動での最後の大会へ向けて追い込みの時期です。
日没が遅くなるにつれて最終下校時刻も遅くなっていき、ギリギリまで部活の練習をして、家へ帰って、ご飯を食べて、お風呂に入ってなんやかんやしていたらもう寝る時間・・。
体力的にも一番大変な時期ですので、なかなか勉強に身が入らないのが例年の傾向です。

塾での勉強時間を除けば、よく頑張っている子で1日2時間程度ではないでしょうか。ほとんどの子は1日1時間もできていないと思います。

定期テスト前になると、少し様子が変わります。
やはり受験生としての意識から勉強しないといけない!という気持ちが生まれるのか、1日4〜5時間、土日はもっと勉強しています。

4月〜夏休み前までにすべきこと

普段はなかなか勉強に身が入らないこの時期に、受験生として最低限何をしておくべきか?
それは定期テストに全力投球することです。入試では3年生内容から出題される割合がもっとも高くなるため、3年生内容をしっかりと身につけておくことは、そのまま受験勉強へとつながります。
ですから、この時期(4月〜夏休み前まで)においては、定期テストに全力を尽くすということを心がけてください。

普段の勉強においても、定期テストに向けて予習・復習を最優先すると良いと思います。 英語であれば、教科書に出てくる単語を覚えるとか、教科書本文を日本語訳できるようにしておく。
数学であれば、因数分解やルートなどの計算が中心になってくるので、ミス無くスラスラとけるようになるまでくりかえし練習する。
定期テストで点数が取れれば、内申点にも直結します。すでに入試は始まっているつもりで定期テストに取り組んでいきましょう。

定期テストが返却されたら、間違った問題はすぐにやり直しをしましょう。弱点を残したまま次の単現に進むと、後から取り返すのは大変です。
「鉄は熱いうちに打て」という格言があるように、忘れる前に定着を図りましょう。

夏休み

160608_夏休みこの時期の勉強時間は1日6〜8時間程度です。
部活動を引退し、いよいよ本格的に受験勉強に取り組む時期です。個人差はありますが、少ない日で3時間程度、多い日は10時間程度がんばっています。
中にはほぼ毎日10時間以上勉強するツワモノもいます。

夏休みにすべきこと

この時期に大切なのは大きく2点です。

1つ目は勉強習慣をつけること。
夏休み以降、受験までのあいだ、半年以上受験勉強が続きます。しかし、実際のところ、この時期に毎日勉強すると習慣を持った方はほとんどいません。
そこで、この夏休みの間は勉強習慣をつけるチャンスです。ダラダラしてしまいがちな夏休みですが、しっかりとスケジュールを立てて、毎日の生活の中に勉強する時間を組み込んでいきます。

なかなか自宅では勉強できない、という方は積極的に塾の自習室を利用しましょう。この時期に勉強習慣をつけられるかどうかは今後を大きく左右します。

正直なところ、まだこの時期はまわりの雰囲気も受験モードになっていません。しかし、冬以降は雰囲気が一気に変わり、ここで初めて「危機感」を感じるようになります。
このとき、危機感を感じていたとしても、勉強習慣のない子は1日1〜2時間の勉強で「もう限界・・・」となってしまいます。これでは勉強習慣のある子に差をつけられてしまいます。
この時期は気分が乗らなくてもとにかく机に向かって、自分のからだに勉強する習慣を染みこませていきましょう。

2つ目は基礎を固めておくこと。
夏休みまででは、まだ3年生の内容は半分程度しか学習していません。
この時期に過去問などを解いても、まだ習っていないので分からない問題が多いです。分からない問題を1日何時間も勉強するのは、よっぽどの精神力がないとなかなか続きません。

分からない問題にしっかりと自分の頭を使ってチャレンジすることはとても大切なことではありますが、習っていない問題に時間をかけ過ぎるのは、単なる時間のムダになってしまいます。

ですから、この時期は3年生1学期までに習った範囲で、基礎的な内容を復習していきましょう。入試問題のような応用・発展問題を解くためには、基礎は完璧にしておかなければなりません。

サッカーで例えると、ドリブルやパスができないのに、試合で活躍することはできません。試合中に「どうやってドリブルするんだろう」なんて考えながらプレーする人はいないですよね。

勉強もそれと同じで、まずは基礎です。頭で考えなくても、自然に反応できる。
だれでも「1たす1は?」と聞かれれば反射的に「2」と答えられる。ちょっと極端な例ではありますが、こうしたレベルにまで基礎を固めることができれば、応用・発展もスムーズにできるようになってきます。

9月〜冬休み前まで

160608_冬休みこの時期の勉強時間は平日で1日3〜5時間です。
部活も終わってその分勉強する時間がとれるので、学校が終わったらすぐに自習室に来る3年生がかなり増えます。

9月〜冬休み前までにすべきこと

定期テスト
2学期にも定期テストがあります。定期テストの2週間前からはしっかりと定期テストの点数が取れるように取り組んでいきましょう。

実力テスト
これに加えて実力テストも実施されます。実力テストは内申点に含まれるので、ここでもしっかりと点数を取る必要があります。
実力テストの範囲は広いため、テスト前にちょっと勉強しただけで点数は取れません。普段からコツコツと勉強してきた方と、そうでない方の差がハッキリと分かれます。
それでも直前に何かできることがあるとすれば暗記系の科目「社会」と「理科」です。「出題されたらラッキー!」ぐらいのつもりで勉強しましょう。
注意点としては、実力テストは問題が難しいので、広く浅く勉強するよりも単現を絞って、その単現を完璧にすることを心がけてください。

模擬試験
さらに、この時期は模擬試験もあります。
ここでもやはり、実力テスト同様に普段からどれだけ受験勉強をしてきたか?が問われます。直前にどうこうするのではなく、普段からコツコツと勉強していきましょう。
また、模試の結果が返ってきたらできなかった単元の復習をしましょう。模試の結果表には自分が苦手としている単元・項目をわかりやすく載せてくれています。

(五ッ木模試の結果票のくわしい見方はこちらの記事をご覧ください⇒五木模擬試験のリンク)

よく志望校の合格判定だけしか見ない人がいますが、それではせっかく模試を受けた意味が半減してしまいます。
もちろん合格判定も大事ですが、模試を受ける一番の目的は「入試レベルの問題で自分ができないところはどこか?」を見つけるためです。
できないところが見つかったらそのままにせず、復習してできるようにしていきましょう。

この時期は普段からどんな勉強をしたらいいのか?

ここからは志望校によってやるべきことが変わってきます。あくまでも目安ですが偏差値60以上の高校を目指す方は過去問に取りかかっていくのもいいと思います。
正答率20%前後の問題を解けなければならないので、早めに難易度の高い問題に慣れて解き方をマスターしておくといいでしょう。

偏差値60以下の高校を目指す方は、この時期もまずは基礎です。基本的には夏休みの延長で考えていきたい時期です。
夏休みに基礎を完璧に固めていれば何も問題ないのですが、現実的にはなかなかできるものではありません。
何事もそうですが、勉強の場合は特に基礎ができていなければ応用はできません。
もちろん基礎が無くてもたまたま応用問題ができることもありますが、それを入試当日に再現できるか?と言われればほぼ100%無理ですよね。
まずは基礎を完璧にたたき込んでいきましょう。上でも書きましたが、頭を使わなくても反射的にできるようになるまで繰り返しが大切です。
問題集を3周以上がひとつの目安です。

冬休み〜入試当日まで

この時期の勉強時間は平日で1日5時間、休日は8時間程度です。
なかなかハードルが高そうですが、夏休みから勉強習慣をつけてきた子は毎日5時間程度の勉強は「ふつう」といった感覚です。

冬休み〜入試当日までにすべきこと

ほとんどの方が志望校も決まり、いよいよ本番を残すのみ。この時期にすべきことは大きく2つです。

過去問題集過去問を解く 冬休みまでに基礎を固めたらいよいよ入試過去問に取り組みます。過去問をやる際は、本番と同じ環境で解くことが大切です。 入試問題は難しい問題ばかりなので、ついつい解説や答えを見てしまいたくなりますが、そこはがまんです。
本番ではもちろん解説も答えも見ることができません。そうした状況の中で、限られた時間内に自分の知っている知識を総動員して解くのが入試です。入試過去問を解くときは、時間を計って本番と同じような環境でやるようにしましょう。

入試問題は初めて解く場合「ほとんど解けない・・・」といったことが起こります。
しかし、入試問題にもある程度パターンが存在します。間違えた問題はやり直しをして、次に同じパターンの問題が出てきたときに解けるようにしておきましょう。

間違えた問題をやり直しするときに注意したいのは、解き方を理解するという点です。
ただ答えを覚えるだけでは意味がありません。入試でまったく同じ問題は出てこないので「答えにたどり着くまでの道筋」を身につけることを心がけてください。

入試問題は難しいので、解説を読んだだけではなかなか理解できないことが多くなります。
わからない問題は、塾の先生など周囲の人に聞くなどして、放っておかないようにしてください。

できそうでできなかった単元からやる
受験勉強の時間この時期になっても、まったく手がつけられないレベルの問題はもう手遅れになっているかもしれません。入試本番までの限られた時間で、そういった問題に手をつけるのは時間のムダになる可能性があります。
であれば、優先的にやってほしいのが「できそうでできなかった」単元の問題です。
過去問を解いてみて「あと一歩で解けたのにー」となるぐらいがちょうどいいです。

あと一歩の問題 → できる問題

に変えていくことで、効率よく得点力をつけていくことができます。

まとめ

高校受験の勉強時間の目安と、時期別にやるべきことをまとめてみました。実際は、もっと細かく微調整をかけながら受験に向かっていきますが、受験までの大まかな流れはこの記事だけでもお分かりいただけるかと思います。
受験は直前にちょっとやっただけではなかなか思うような結果にならないので、自分の行きたい高校にいけるようにしっかりと準備をしていきたいですね。

Top