塾選びのポイント

夏からではもう手遅れ!?春期講習に参加する意義は何ですか?


夏からではもう手遅れ!?春期講習に参加する意義は何ですか?

春。新しいことを始める季節です。
新たな学校生活を迎えるにあたり、多くの学習塾では春休みに春期講習を実施しており、この機会に塾に通うことをお考えの方も多いかと思います。

そこで本コラムでは塾の春期講習会について以下の項目をご紹介いたします。



そもそも講習会では何をしますか?

以前に夏休み中に行われる夏期講習に行くメリットと塾選びのポイントをご紹介いたしました。

→講習会に行くメリットはなんですか?(こちらをクリック

→講習会での塾選びのポイントはなんですか?(こちらをクリック

春休みに行われる春期講習では、普段の授業ではできない、学校の「復習」を行う塾が大半です。
「長期休みごとに講習会が行われるなら、休みの多い夏休みから通えばいいのでは?」とお考えになる方も多いはずです。
そこで春期講習に参加する意義を、学年ごとにご紹介します。

各学年の春期講習の位置づけは何ですか?

新しい学年を迎えるにあたり、春期講習は特別な意味をもっています。
各学年での春期講習の位置づけを見ていきましょう。

・新中学1年生

中学校に入学する新中学1年生にとって、春期講習を受けることは非常に重要な意義を持ちます。
1つ目の意義は「勉強習慣の維持」です。
小学校と中学校の大きな違いは、毎日の宿題が無くなることです。中学校でも教科によっては定期的に宿題が出されることもありますが、その頻度は激減します。多くの新中学生にとってそのことは、「中学校では日頃から家で勉強しなくてもよい」というメッセージとして受け取られてしまいます。こうして「勉強習慣」という生涯の宝物をいとも容易く失う中学生は非常に多いです。勉強習慣を失わせないためにも、塾に通うことで定期的な勉強量を確保することが必要です。

2つ目は「勉強に対する意識を変えること」です。
中学生になれば、定期テストの点数が内申点として評価され、受験に大きく影響するため、定期テストに向けた勉強が必要です。
しかし、小学生は「テストに向けて勉強する」という概念をそもそも持っていません。
そして非常に厄介なことに、小学生の頃の意識のまま、特にテスト勉強をしなくとも、中学1年生の1学期の定期テストでは、そこそこの点数が取れてしまいます。
そこで多くの中学1年生は「あ、中学校のテストってこんなものなんだ」「勉強しなくても点数は取れるのだな」と思ってしまいます。
実際、「中学校で初めての定期テストは2学期から始まる」と言われるほど、1学期と2学期とではテストの難易度に差があります。
多くの中学1年生は2学期で点数をガクッと落としますが、一度「テスト勉強をしない」という習慣を身につけてしまったら、それを覆すのは困難です。
勉強に対するモチベーションをほとんど持たない彼らに対して、春休みは勉強の時間・質・環境を周囲の人間が管理して、彼らの勉強に対して持つ、当たり前の意識を変えていくことが非常に大切な時期です。
中学1年生にとって春期講習会に参加することには、生涯を左右しかねない大変な意義があります。

・新中学2年生

新中学2年生にとって4月は、学年が上がりクラブ内での活躍の幅が広がり、人によっては「人生初の後輩」ができたりと、多忙化する学校生活の中で勉強面に対する意欲が薄れていってしまう時期です。
また逆に、中学3年生達が受験勉強する姿を間近で見て、初めて受験というものを実感することになる時期でもあり、受験に向けて勉強意欲を喚起させるチャンスとも言えます。
そのため、周囲から勉強面に対するモチベーションへの配慮が特に必要な時期です。言うまでもなく、1年生での学習内容は今後の学習の土台となる単元です。
特に、1年生で学習した、be動詞と一般動詞の文の違いや人称代名詞、文字式の計算と方程式の計算の違いなどは、今後の英語・数学の学習において必要不可欠となる重要な知識です。
その中でも、2年生になって真っ先に学習する内容、英語であれば進行形・未来形、数学であれば連立方程式・1次関数などは、1年生で得た知識を前提とした学習内容となっています。
例えば、2年生で学習する「進行形」であっても疑問文や否定文の作り方は、1年生で学習する「be動詞の文」の作り方と変わりません。1年生で学習する「be動詞の文」がしっかり理解できていなければ、「進行形」が単なる「be動詞の文」と何が違うのか、わかりにくくなってしまいます。数学でも同様です。1年生の学習単元である「文字式の計算と方程式の計算の違い」がはっきりわかっていなければ、2年生で学習する「1次関数」において、グラフの式を求める場合や、直線の通る点の座標を求める場合に、文字式の計算と方程式の計算のどちらを使って求めればよいのかわからなくなってしまいます。

2年生になってガクッと成績が落ちる、というようなことにならないためにも、春期講習で今後の土台となる1年生の学習内容を固めておく必要があります。

・新中学3年生

春、多くの新中学3年生が口を揃えて言う言葉は、「夏になってクラブを引退してから本気出す!」です。
実際ほとんどの中学3年生は夏から受験勉強を始めれば十分間に合う、と考えています。彼らは言います、「2月に私立入試、3月に公立入試…。夏から半年間も勉強すれば大丈夫!」。
…果たしてそうでしょうか?
受験の前には「志望校の選択」が控えています。そして、その選択の基準として、事前の実力テストなどで何点を取ったかが大きな判断材料となります。
1回だけのテスト結果では信頼性に欠くので、だいたい夏休み明けのテストから11月までに行われる実力テストや、模試の結果を総合的に判断し、12月には志望校を選択します。
つまり、夏休み明けのテストで、ある程度の結果を挙げなければ、そもそも希望の高校を受験することができない、ということも発生しうるのです。
夏休み明けのテストで成果を出すための勉強を、夏休みから始める…。もちろん間に合わないと言い切ることはできませんが、多くの場合は困難を伴います。
ある意味で、中学3年生の春期講習は受験勉強を本格化させる、最後のチャンスと言っても言い過ぎではありません。
また、多くの塾は春から受験に向けて、一年間を通した講座のスケジュールを立てます。
学期途中から参加することも可能でしょうが、塾によっては参加する以前の講座内容を受講することはできません。その分は自学で復習していくことが必要になりますが、ただでさえ忙しい中学3年生には大きな負担となります。

受験に向けたスケジュールをトータルに管理する意味で、新中学3年生が春期講習から塾に参加することには大きな意味があると言えます。

・新高校1年生

一般的に見て高校1年生はびっくりするほど勉強をしません。
大学進学を希望している高校生でも、高校入学時には大学受験は「高校受験の難しい版」、といった程度の認識でいるため、「高3になったら勉強すればいいや」と考え、せっかく身についた勉強習慣を高校1年生で失ってしまう生徒は多いです。
確かに大学受験は難しいのですが、大学受験が高校受験と何より違うのは「難度」ではなく「量」です。
一般的に大学受験で必要となる学習量は、高校受験の7倍程度と言われています。しかし高校での授業時間は、中学の時と大して変わらず週に合計30時間程度です。それなのに、学習量だけは7倍になるのです。当然、高校での授業が入試をカバーする内容を、1から10まで提供する時間など無いのです。
「高校3年生になったら受験モード!」ではまったく間に合いません。1年生の頃から学校の予習・復習は当然として、自分自身で受験勉強をコツコツ積み重ねなければいけません。
それなのにびっくりするほど勉強しないのが「高校1年生」です。
彼らが高校1年生の頃からコツコツ勉強しようとしないのは、彼らのうちの多くが、「高校受験の勉強を中学3年生にし始めて何とかなった」という「成功体験」を持ってしまっているからです。
大学受験に向けてスタートダッシュするのに足枷となるであろう「成功体験」を捨てさせることは、新しい高校生活を夢見ている彼らに対しては並大抵のことではできません。
勉強習慣を絶えさせないために、また、大学受験に向けた意識改革のためにも春期講習に参加する意義はとても大きいです。

定期テストの点数によってどのような塾を選ぶべきですか?

多くの塾が講習会を実施しており、塾を選ぶポイントは誰しもが悩むところです。
塾を選ぶにあたり、定期テストでの点数は、現在の学力を測るわかりやすい基準となります。
一般的に塾は、集団授業の塾と個別指導の塾に大別されます。
選ぶ基準としては、定期テストでいつもだいたい80点以上取れているならば集団授業の塾を、80点以下であれば個別指導塾を検討いただくのが良いです。
定期テストが80点以下の場合、学校の授業を聞いても理解できない状態である可能性があります。学校の授業が理解できないと、テスト勉強を自分で行うことができず、点数が伸びず、さらに授業がわからなくなる、といった「負の循環」に陥ってしまいます。

この「負の循環」を抜け出すためには、まずは学校の授業を聞けるようになるために、土台となる知識を身につけることが必要です。
多くの個別指導塾では、講習会では学校での学習内容の復習を行っており、前学年で学習した内容の弱点をつぶすことができます。これまでの苦手単元を克服することで、新学期での授業が理解しやすくなり、テスト勉強へスムーズに移行することができるようになります。
もし定期テストが80点以下で、これまでの学習内容に不安があるのであれば、個別指導の塾を検討いただいたほうが良いです。
逆に80点以上であるなら集団授業の塾に通い、周りとの競争心をもって、さらに高いレベルの目標を持ち受験勉強に取り組むほうが良いといえます。

新中学1年生はどのように塾を選ぶべきですか?

先ほどお伝えしましたように、新中学1年生が春期講習から参加することには、他学年にも勝り大きな意味を備えています。
中学1年生が塾に通う目的の1つが、勉強習慣を絶やさないことでした。そのため、授業外でも自習できる場所を備えているか、学校のテキストでも質問できる環境かどうかは塾選びの判断のポイントになります。また、習慣的に塾に通えるよう、気軽に通える距離にあるかも大きなポイントです。
また、お子様の勉強に対するモチベーションを鑑みて、ほめて伸ばすタイプなのか、叱って伸ばすタイプの塾なのかは判断の基準となります。もしお子様が勉強に対する意欲を持っているのであれば、叱って伸ばすタイプの塾を選んでみても良いかもしれません。自分の至らない点を先生に指摘してもらうことにより、10であった勉強へのモチベーションが100に高まっていきます。逆に勉強の必要性を感じてはいても、なかなか勉強へのモチベーションが生まれないのであれば、ほめて伸ばすタイプの塾に通い、「勉強をすることで他者に認められる」という経験を通して、勉強へのモチベーションを0から1に変化させることが大切です。
ところで、新中学1年生は当然中学校の定期テストを受けたことがありません。塾には集団授業と個別指導の塾がありますが、何を基準として選ぶべきなのでしょうか?
1つの基準として、小学生の頃に受けていた小テストは参考になります。
小学生の頃、算数・国語の小テストで毎回ほぼ90点以上を取れていた生徒は、集団授業の塾に通って大丈夫な生徒です。
「テストでいつも90点以上ってハードルが高すぎない?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
ハードルを一見高く設定しているのは、小学校と中学校以降に受けるテストでは、その意味合いが異なるからです。小学校で受けるテストは「一人ひとりの理解度を確認する」ためのテストです。一方、中学校でのテストは、理解度を確認するのはもちろんですが、「内申点をつけること」を大きな目的としています。小学校では学校の授業を理解できていれば100点を取ることができますが、中学校のテストでは、学力の高い生徒であっても100点を取ることは難しくなっています。つまり、中学校でのテストは小学校のテストとは別次元で難易度が高いということです。

中学校の授業は、小学校での学習内容の理解が前提となります。小学校の学習内容に少しでも不安があるのであれば、基礎から確実に理解ができる個別指導を検討いただくのが良いといえます。

どのような科目を選択すればいいですか?

多くの塾では、長期休みの講習会で学校の復習となる単元の学習を進めています。
1度学習した内容の復習をすることには、以下の大きく2つの目的があります。

  1. ①受験に向けてこれまでの苦手単元を克服する。
  2. ②今後の学習の土台となる基礎知識を定着させる。

私ども個別指導メビウスでも、春期講習では復習となる単元の学習を進めていますが、受講科目としてオススメしているのは英語と数学の2科目です。
というのも、英語・数学を受講することは、上記の2つの目的のどちらにも適しているためです。
例えば、理科・社会といった暗記科目は前学期の学習内容と次学期の学習内容がまるっきり異なる場合があり、復習することが次回の定期テストでの点数アップに必ずしも直結しない場合があります。
一方、英語や数学といった積み重ねが重要な科目は、前学期までの学習内容の理解を前提にして新学期の授業が進んでいくので、これまでの学習内容を復習することで定期テストでの点数アップに直結した授業をすることができ、また同時に受験に向けた対策ともなります。
もちろん理科・社会で苦手分野があるならば、早期の対策が必要ですが、英語・数学に現状で苦手分野が残っているならば、そちらの対策の優先をオススメします。

春期講習を無料で受けられる塾はありますか?

ここでは2018年度春期講習を「無料」で受けられる塾を、集団授業と個別指導の塾に分けて、それぞれいくつかご紹介します。

個別指導の塾

・個別指導塾スタンダード

個別指導塾スタンダードでは春期講習会キャンペーンとしまして、キャンペーン期間中は週1回(月4回)の授業を無料で受講することができます。
また、春期講習会にご兄弟・姉妹で参加する場合には、2・3月の2ヶ月間は授業料無料で授業を受けられる特典も用意されています。

https://std-ie.jp/campaign/campaign.html

・個別指導明光義塾

個別指導明光義塾でも春のキャンペーンとしまして、4月末までに入会された方は4回の授業を無料で受けることができます。
また、勉強の仕方、計画の立て方、ノートの使い方などの成績アップの秘訣が記載された、明光義塾オリジナル教材である「パーフェクトBOOK」が入会と同時にプレゼントされます。

https://www.meikogijuku.jp/spring_campaign2018/

・個別指導メビウス

私ども個別指導メビウスでも2018年度の春期講習を実施いたします。
春期講習の特典として、4回の授業料を無料でお受けいただけます。また、講習会から続けて4月以降もご通塾していただく生徒に限り、入塾金無料という特典を準備しております。
春期講習ではその他にも、さまざまな講座や特典をご準備しておりますので、この機会にぜひ一度ご検討ください。

https://www.mebius-kobetsu.jp/spring/

その他にもさまざまな個別指導塾が春期講習を実施しております。

・個別指導キャンパス

http://www.canpass-kobetsu.com/index.html

・個別指導学院フリーステップ

http://www.kaisei-group.co.jp/freestep/event/969

・関西個別指導学院

http://www.kobetsu.co.jp/spring/junior.html

・個別教育ゴールフリー

http://www.goalfree.co.jp/course/2018_kobetsu_spring.html

・ファロス個別指導学院

http://www.pharos21.net/event/2018_spring/

集団授業の塾

・馬渕教室

馬渕教室高校受験コースでは3月末から春期講習会を実施しています。ただし、講習会の受講には、講習準備テストという事前の入室テストを受ける必要がありますので、入塾をご希望の方は早めの問い合わせをオススメします。
また、新小学4・5・6年生と新中学1年生は春期講習会前に無料の算数体験授業を受講することができます。1日のみの授業で、気軽に受講することができますので、春期講習会前に一度の体験されることをオススメします。

http://kouju.mabuchi.co.jp/top_page_topics/spring.html

・成基学園

成基コミュニティグループは2018年度で創業55周年を迎えます。成基学園高校受験校コースでは、55周年記念として春期講習会を新中学1年生であれば5日間の授業を無料で受講することができます。
今年だけの特別料金となっておりますので、集団授業をご検討中の方には特にオススメとなっています。

http://www.seiki.jp/sap/practice/2018_spring_course_jr.html

・京進

京進小中学部では春のキャンペーンとして、3月から開講講座の新規生に限り、入学金無料という特典があります。また、随時無料体験授業を受け付けているため、春から入学される前に無料で授業を受けていただくことができます。

http://www.kyoshin.co.jp/junior/kokojuken/point/

その他にもさまざまな集団授業の塾が春期講習を実施しています。

・第1ゼミナール

http://www.daiichisemi.net/kousyu/2018_spring/

・KEC近畿教育学院

https://www.prep.kec.ne.jp/spring/

・能開センター

http://nokai.jp/all_sp/spring/?mt=4

・類塾

http://juku.rui.ne.jp/lp/shunkikoshu.html

まとめ

春期講習に参加する意義と、塾や科目の選び方などについてご紹介いたしました。
新しい学年を迎えるにあたり、塾の春期講習に参加することには多くの意義があります。
春期講習では様々な塾がキャンペーンを行っており、新しい気持ちで勉強に取り組む絶好の機会です。
本コラムを参考に様々な塾の春期講習をご検討いただき、皆様に充実した新学年を過ごしていただくことをお祈りしております。

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