塾選びのポイント

中学生の夏期講習って有効ですか?


中学生の夏期講習って有効ですか?

長い夏休み、塾の夏期講習を検討する保護者様はたくさんいます。

ただ、夏期講習に行って本当に効果があるのでしょうか?
一口に夏期講習と言っても、塾によって内容も費用も様々。もし効果がないならお金と時間のムダですし、逆に効果があるなら行かせたいですよね!

今回は、中学生のお子さんを持つ保護者様の為に、夏期講習の効果についてお伝えします。

中学生の夏期講習って、何をするの?

 

中学生の夏期講習で、主に実施されるのは「復習」です。以下の表をみてください。

上記の矢印が上から順に中1、中2、中3の「復習」範囲です。
夏期講習は1学期と2学期の間にあるので、上記の通りになります。
当たり前ですが、中学1年生が最も復習の範囲は狭く、中学3年生が最も復習の範囲が広くなります。

もうすこし詳しく!夏期講習の内容が知りたい!

 

夏期講習では基本的に「復習」をすることはわかりました。では、塾によってどんな違いがあるのでしょうか。大きく3つのパターンがあることを知っておきましょう。

  1. ①総復習最優先タイプ
  2. ②土台固め重視タイプ
  3. ③ピンポイントタイプ

一つずつ、ご紹介します。

①総復習最優先タイプ

☝まんべんなく復習したいお子さんにおすすめ!

  

今までに習った全てを、応用問題含め、総復習する内容です。「あ、そういえば、こんなのも習ったな」がたくさん見つかります。主に集団塾(クラス指導)で行われます。
授業回数に復習範囲を振り分けるため、時には駆け足で振り返る形になることも。

  

※注意※ 理解が“広く浅く”になる可能性があります。

②土台固め重視タイプ

☝基礎が身に付いていないお子さんにおすすめ!

  

土台のみを固めることに特化した内容です。具体的には、数学では計算メイン、英語は頻出単語暗記や、基本的な定型文暗記、理社では最重要語句の暗記に力を注ぎます。集団塾よりも、個別指導塾でよく実施される形式です。

※注意※ 応用問題は一切あつかわないこともあります。

 

③ピンポイントタイプ

  

☝ 必要なところだけを復習したいお子さんにおすすめ!

  

小テストや塾の模試などでお子さんの学力状況を分析したのち、ピックアップした単元を指導する内容です。既に理解できている単元はとばして指導を受けるため、時間 効率の良さが最大の特徴です。主に個別指導塾で行われます。

  

※注意※ 費用が高額になる可能性があります。

 

…ちなみに、メビウスは②と③の複合型です。
土台固めの方針をもちつつ、生徒個人の弱点単元だけをピックアップして指導します。

自宅学習ではダメなのですか?

「夏期講習に行かず、自宅で勉強すればいいのでは…?」

自宅学習ではダメなのか。これに関しては、2つの軸で考えることをおすすめします。1つは、勉強“時間”。もう1つは、勉強“方法”。

①自宅学習で勉強“時間”を確保できますか?

②正しい“方法”で自宅学習ができますか?

1つずつ見ていきます。

①今の中学生は、勉強“時間”を確保できない?!

 

自分からすすんで勉強する中学生は、最近少なくなっていると感じます。勉強の優先順位が低くなっているのが一番の要因です。例えばテスト前であっても長時間ケータイをいじってしまったり、学校の先生がテストに関するお得情報を話しているのに聞き流していたり…。

 

テスト前であってもそういった状態の中学生が、夏休みという言わば最も気持ちが浮つきやすい時期に、自宅で勉強するかと考えると、なかなか難しいのです。

 

塾の相性やこどもの現状課題など難しいことを抜きにして、勉強時間を確実に確保するというシンプルな目的だけで夏期講習に行く価値はあるのです。

②今の中学生は、勉強“方法”を知らない?!

 

正しい勉強方法を知らない中学生が増えています。テスト前に長時間勉強をしていたのに、テストの結果は散々…いったいなぜ?!ということが今の中学生にはよくあります。

 

これに関してはコチラ→我が子の残念過ぎる勉強法に驚愕!勉強が苦手な中学生の勉強方法で気をつけなければいけないことは?をお読みください。

一言で言えば、今の中学生は親世代にとって『新人類』(理解しがたい存在)なのです。例えば、英単語をノートに練習しているかと思いきや、“意味もわからないどころか発音もできないままに書いている”など、ビックリするほど非効率な勉強をするのが、今の中学生なのです。

 

長い夏休み、毎日せっかく机に向かって自宅学習をしたとしても、その効果が限りなくゼロに近いものだとしたら…。なんともかわいそうな話ですよね。

塾にはそういった今の中学生を、うまく正しい勉強法に導くノウハウがあります。自宅学習をするよりは夏期講習に行った方が、質の高い勉強時間が得られるでしょう。

もっと知りたい!夏期講習に行くメリット!

 

勉強“時間”と勉強“方法”。2つの軸から夏期講習に行くメリットはわかりました。

 

しかし、夏期講習に行くメリットが、実は他にもたくさんあるのをご存知ですか?

  1. ①朝に授業があれば、規則正しい生活になる!
  2. ②初めての場所・人と接する経験ができる!
  3. ③クーラーが効いているので、節約になる!
  4. ④子どもが余計なことをするチャンスが減る!
  5. ⑤塾選びの情報収集になる!

①朝に授業があれば、規則正しい生活になる!

 

中学生は、よく寝ます。夏休み中、部活も無い日などはお昼の12時まで寝ている子も珍しくありません。その夜は寝るのが遅く、また翌日も起きるのが遅く…悪循環です。

朝早くから実施している塾の夏期講習に申込めば、まずは朝、起きる理由ができて一日の好サイクルが生まれます。
メビウスでも、一番早い授業時間は9:40~11:00です。眠そうな顔で来る生徒が多く、「たぶん、塾が無ければ遅くまで寝てるんだろうな…」と感じます。

②初めての場所・人と接する経験ができる!

夏休み中、ほとんど外出しない「半ひきこもり」の状態になる中学生がいます。ケータイやゲーム、ネット環境が整った現代では、珍しいことではありません。友人が少ない中学生なら、なおさらです。

 

そこで、塾の夏期講習です。

まず「外出せざるを得ない」。そして授業を受ければ「人と関わらざるを得ない」。 最低ラインとして、この二つが経験できます。

ただ、集団塾では、「人と関わる」の部分があまりない可能性もあります。生徒数が少なかったり、先生が生徒をうまくイジるスタイルなら、楽しい時間になるでしょう。
 (※これについては、子どもの性格によって、大きく話がかわります。自分から積極的に人に関わるタイプであれば、たくさんの人がいる集団塾で、たくさんの関わりが持てるでしょう。)

個別指導塾なら、先生との距離も近く、引っ込み思案な中学生でも会話が楽しめます。

③クーラーが効いているので、節約になる!

 

中学生はクーラーが大好き。家計のことなど気にせず、少しでも暑ければ躊躇なくクーラーを付けます。

 

親が一緒に家にいれば管理もできますが、今は共働きのご家庭も増えています。夏休み中、朝から夕方くらいまで、中学生の子どもが家で一人…というご家庭も多くなっています。まさに独壇場。クーラーを最大出力で付け放題です。

 

塾は「勉強の環境」を提供する場所。夏は当然のごとく、クーラーがついています。メビウスでも、夏はバッチリ、クーラーが効いています。
特にお昼前から夕方までの暑い時間帯、子どもを塾に行かせれば、家のクーラー代を節約できるかも知れませんよ!

④子どもが余計なことをするチャンスを減らせる!

 

政府が毎年7月を「青少年の非行・被害防止全国強調月間」と定めているのをご存知でしょうか。

夏は学校から解放され、気持ちも浮つきがちで、「夜遅くまで出歩く」や、「酒・タバコ」、最悪の場合「薬物の乱用」など、非行の誘惑も多くなります。        これら“非行の入口”は夏休み中の子どもが持つ“自由な時間”に忍び寄ってきます。
 完全な対策とは言えませんが、塾の夏期講習に行かせることで少しでも「余計なこと」から子どもを遠ざけることができます。
物理的効果だけでなく、学習という「理性」と「集中」を必要とする精神活動に身を置くことで「余計なこと」を考えにくくなるという心理的効果もあるでしょう。

⑤塾選びの情報収集になる!

「とりあえず、夏期講習だけ行かせてみる」という保護者様は少なくありません。

 

夏期講習を受けることで、その塾の雰囲気やシステムを子ども自身が体感できます。また、塾の説明などを聞くことができれば、保護者様もその塾について詳しくなり、「将来、通う塾のイチ候補」として検討材料が増えることになります。

 

塾選びをとても慎重にされる保護者様もおられる一方、「近いから」とか、「ネットの口コミで1位だったから」程度の理由で、塾を決める方もおられます。

塾に通った時の費用は年間30万円と言われています。

もっと詳しく!→結局いくら必要…?学習塾にかかるリアルな費用!中学生の学習塾の費用について教えてください!

慎重に考えるべきだとわかっていても、「考えてもわからないから…」と、仕方なく少ない情報で塾を選ぶ保護者様も多いのです。塾選びで後悔しない為にも、早いうちから塾の夏期講習に参加させ、検討材料を増やすことをおすすめします。

夏期講習を有効に使うコツは?

 

夏期講習を有効に使うコツを2つご紹介します。

①塾で習ったことを復習する。

②自習室を利用する。

一つずつ見ていきます。

①塾で習ったことを復習する。

 

勉強の一番の天敵は、“忘れること”です。

 

せっかく塾で勉強しても、それを復習するかしないかでは、その後の学力に大きな差が生じます。もちろん、塾で宿題も出るでしょうが、それをこなすだけの子と、プラス自主的に復習する子では、これまた大きな差が生じます。

もし、塾で出された宿題すらしなかったら、宿題も復習もしている子とは学力に雲泥の差が生じるでしょう。

最低限の復習として、塾の宿題はカンペキにすること。これだけは守りましょう。夏期講習に行く意味自体、なくなります。夏期講習の効果について、もっと詳しく知りたい方はコチラをお読みください→夏期講習で成績を伸ばすには?中学生の夏期講習の費用はどれくらい?

②自習室を利用する。

 

あまり知らない保護者様が多いですが、夏期講習中も自習室は利用できます。

 

塾によって若干異なりますが、普段、自習室を開放している塾であれば、夏期講習中も自習室を開放しています。「とりあえず夏期講習だけで、普段は通わない」と決めている場合でも、自習室は使い放題なのです。時々、そのことを知ってビックリされる保護者様もおられます。

 

自習室は、家と違って勉強しかすることがない環境になっていますので、子ども自身が驚くほど長い時間、集中して勉強できることもあります。先述の①塾で習ったことを復習する。を、自習室を利用して実践するのも非常に有効です。もちろん、中学校の夏休みの宿題を取り組むのも、家よりはかどるのでおすすめです。

家に帰った途端、勉強の意識スイッチがOFFになる中学生は多いものです。

まとめ

中学生が夏期講習に行くメリットや、その効果をまとめました。

最近は塾自体の数が増えており、ネットなどでたくさんの情報が得られます。選択肢が多すぎて迷ってしまい、逆にどの塾の夏期講習にも行けないまま夏が過ぎてしまった…という保護者様も、しばしばおられます。もったいない話ですね。

 

勉強の為、受験の為…とカタく考えず、気軽な気持ちで夏期講習に参加しましょう。 もし子どもと塾が合わなければ、そこには通わなければいいのです。逆に、想像以上に子どもをやる気にしてくれる塾との出会いがあるかもしれませんよ!

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