塾選びの前に知っておきたい!個別指導塾に関する7つの疑問

個別指導塾について

個別指導塾が増えています。CMやチラシなどで目にする機会も増え、ママ友同士の会話でも個別指導塾が話題になることが多くなっているようです。

そこで今回は「個別指導塾って、実際どうなんだろう?」と気になる保護者様の為に、個別指導塾に関する7つの疑問をまとめました。

個別指導塾と集団塾の違いは?

まず、個別個別指導塾と集団塾を比較した表を載せています。ひとつの項目をとっても、メリットと感じる方も居られるかもしれませんし、逆にデメリットと感じる方も居られるかもしれませんね。では、個別指導塾と集団塾の違いについて詳しく述べていきます。

授業料を比較した場合は?

[個別指導塾]
1人にかける時間が長い分、高いイメージがある

[集団塾]
個別指導塾に比べ、比較的安いイメージがある

お子様の性格で合うのは?

[個別指導塾]
マイペースだけど、最後まで頑張ることができる

[集団塾]
競争力があり、周りと切磋琢磨して伸びていける

授業進捗の違いはどうか?

[個別指導塾]
現状の学習状況やテストの目標点数に応じて対応が可能

[集団塾]
クラス単位で管理され、一定のペースが保証される

お子様の生活面への配慮は?

[個別指導塾]
習い事や部活を考慮して、授業の曜日・時間を決められる

[集団塾]
授業の曜日・時間があらかじめ決まっている

一昔前まで、塾といえば集団塾でした。先生が前で授業し、生徒が集団(10~30人)で授業を受けます。

 
 
 
 
 
 
 

個別指導塾は、こんな感じ。先生が近くに座り、生徒が個別(1~4人)で指導を受けます。

 
 
 
 
 
 

2つの写真を見ただけで、「ウチの子には、こっちが良さそう」という“直感”があるかも知れません。その“直感”を基準に、塾選びをするのも一つです。

 

個別指導塾と集団塾の違いは非常に多く、「どちらが良い」ということは言えません。ただ、一つ言えるのは「“集団塾では全く成果が出ない子”は、多数存在し、“個別指導塾に行って全く成果が出ない子”は、殆どいない」ということです。なぜなら集団塾には、ある一つのリスクがあり、個別指導塾にはそれがないからです。そのリスクは、「塾の授業についていけない」というリスクです。

集団塾のメリットは、学校では扱わないハイレベルの授業や、学校では教えてくれない勉強のテクニック指導、学校の2倍、3倍のスピードで授業を受けられることなどです。それらをうまく習得できれば、飛躍的な成績の伸びが期待できます。

しかしそれは「塾の授業についていく」ことができてこそ。ついていけなければ、当然、成績は伸びません。一方、生徒の学力に合せた授業が可能な個別指導であれば、「塾の授業についていけない」というリスクはほぼありません。これは、集団塾と個別指導塾の大きな違いの一つと言えます。

[関連記事はコチラ]
違いについてはコチラのコラムでより詳しく!「学習塾で集団授業と個別指導がありますが、その違いは?」

個別指導塾の人数に定義はあるの?

明確に定義されているわけではありません。1人の先生が4~5人、またはそれ以上の人数を指導している個別指導塾もあります。先生1人あたりの指導人数が増えると授業料は安くなるかもしれませんが、生徒1人あたりの指導時間は当然短くなります。そのため、先生1人あたり最大何人の生徒を指導するのか明確な説明がない場合は、いちど尋ねてみる方がよいでしょう。

個別指導塾の料金は高い?

「個別指導塾は、授業料が高そう」と、よく言われます。私がその質問を受けた時は、「毎月のご負担は、それほど違いません。ただし、1回あたりの授業料は、個別指導の方が高いです。」とお答えするようにしています。平均的な料金の『個別指導塾A』と『集団塾B』で授業料を比べてみましょう。まず『個別指導塾A』では、2教科(英・数)習うと授業料は22,500円/月です。
一方、『集団塾B』では、2教科(英・数)習うと授業料は22,000円/月です。

“あれ??集団も個別も、ほとんど同じ…?”

…タネ明かしをすると『集団塾B』は1教科につき週2回授業なのです。
つまり『集団塾B』で2教科(英・数)習うと、授業が月に16回ということ。『個別指導塾A』の2教科(英・数)は1教科につき週1回授業なので、授業は月に8回です。月謝を回数割りすると、『個別指導塾A』の授業1回あたりの授業料は2812円。『集団塾B』の授業1回あたりの授業料は1375円ということになります。

「個別指導塾は、授業料が高そう」と、よく言われます。

1回あたりの授業料を考えると個別指導は集団の約2倍、高いと言えます。ただ、毎月の負担という意味では両者に大きな差はない、ということは知っておきましょう。

個別指導塾の指導方法って?

個別指導塾の指導方法は、大きく2つのタイプ分けが可能です。

  1. 生徒主導型 … 教材を始め、何を勉強するか、生徒が主導権を握るタイプ
  2. 塾主導型  … 教材を始め、何を勉強するか、塾側が主導権を握るタイプ

実際には「1」と「2」をバランスよく取り入れている塾も多いですが、中には完全「1」タイプ、完全②タイプといったように、方針がしっかり決まっている塾もありますので、塾選びの基準の一つにしてください。

 

では、「1」と「2」それぞれ、どんな子に合うのでしょうか?

  1. 生徒主導型 … 学校の定期テストで80点以上の子に合う
  2. 塾指導型  … 学校の定期テストで70点未満の子に合う

学校の定期テストで80点以上の子は、「自学習がキチンとできる」と言えます。学校の定期テストで70点未満の子は、「学習法に課題がある」可能性アリです。(じゃあ75点だったら…? どちらも検討の余地あり、と思ってください。)

ここで気を付けたいのは、塾選びのミスマッチです。

「自学習がとてもキチンとできる」A君は、いつも定期テストで90点くらい取っているとします。そんなA君が「塾指導型」の塾に行ってしまうと、いつものスタイルで勉強することができず、成績が下がってしまうことがあるのです。
「学習法に明らかな課題がある」B君は、いつも定期テストで40点くらいだとします。そんなB君が「生徒主導型」の塾に行ってしまうと、学習法の課題が解決されないまま、成績に変化が起きないことが多いのです。

「自学習がとてもキチンとできる」A君が「塾指導型」の塾に行って成功する可能性も、ゼロではありません。定期テストで90点くらい取っている子を、更に上へ引き上げることが得意な個別指導塾に通えば、それが可能です。

ただ、そういった個別指導塾は、あまりないと思ってください。そもそも個別指導塾は、“生徒のペース”で授業します。“生徒のペース”を大きく超えたレベルに引っ張るという動きに適していないのです。それを望むのであれば、集団塾を選ぶ方が賢明です。

1教科だけで通える?

はい、通えます。1教科で通えば、費用もそれだけ抑えられます。実際にメビウスに通う中学生も、1割くらいの方が1教科で通われています。1教科で通う時の科目は、一番多いのが「数学」。二番目が「英語」です。

「国語」、「理科」、「社会」については、それほど個別指導の需要が高くありません。暗記することで一定の点数が取れる科目なので、隣に先生を付ける必要性が「数学」、「英語」ほど高くありません。

「でも、塾に通うのに1教科だけって…。なんだか不安…。」
そう思われるお母さんは多いかと思います。

では、1教科だけで通った時の、費用をかけない塾の上手な使い方を2つご紹介します。

①自習室を利用する

是非おすすめしたいのが、自習室の利用です。たいていの塾では自習室が利用できます。しかも無料です。塾生だけが使える場ですから、利用しない手はありません。習っていない科目も、自習室を利用すれば家庭学習よりも集中でき、長時間の勉強ができます。また、塾によっては無料で質問し放題だったりもします。自習室をフル活用すれば、習っていない教科もしっかりカバーできるのです。

②教室長に特別対応をねだる

例えば、英語1教科で通っていて、数学や理科で困っているとします。教室長に電話をして、こう言ってみてください。「数学と理科がわからないみたいで…。どうしたらいいですか?」教室長がどんな人かにもよりますが、もしかすると勉強の仕方を教えてくれたり、生徒本人に声掛けなどのフォローをしてくれたりするかも知れません。

※教室長によっては、数学と理科の受講をすすめてくる可能性もあります。その場合は諦めるか、「費用的に厳しくて…。本人に、なにかアドバイスしてくれませんか?」と突っ込んでお願いしてみてください。何かしらの動きをとってくれるはずです。

アルバイトの先生に任せて大丈夫?

個別指導塾の先生は、その殆どがアルバイトの大学生です。大事なこどもの勉強を、アルバイトの先生に任せて大丈夫なのでしょうか?一口に「任せる」といってもいろいろあるので、以下の表をご覧ください。

アルバイトの先生に任せて大丈夫?

アルバイトであっても先生は先生。任せる部分はしっかりと任せましょう。逆にご家庭で考えるべき部分は一切任せない。その線引きが大切です。

①授業内容

まず、授業内容。これは、先生に任せるべきです。任せるべき、というよりは、任せざるを得ないとも言えます。ご家庭で毎回の塾の授業をチェックすること自体、現実的に難しいと思います。また、少なくともお母さんお父さんよりも塾の先生の方が、指導の経験やノウハウは上である可能性が高いです。授業内容は、任せましょう。

②成績管理

成績は、お母さんが管理した方が良いです。成績が伸びていないならまだしも、落ちている場合は要注意。塾が合っていない可能性があります。塾に対して“見切り”を付ける判断は、難しいところですが、最短で半年、長くて1年が目安。塾に通わせて、本当に結果が出ているのかどうか、塾からも報告はあるでしょうが、お母さんが厳しい目で判断しましょう。

③進路相談

進路相談は、アルバイトの先生に任せてはいけません。アルバイトの先生の発言には、責任が伴いません。よかれと思って、「これなら〇〇高校いけるよ!」やら、「××高校は、オススメしないなぁ」などと、こどもの気持ちを大きく揺さぶる発言をしてしまいます。誤り・偏りのある情報であることが多いので、進路相談は、塾の職員や中学校の先生にしましょう。

④メンタル(やる気)

こどもの勉強へのやる気は、アルバイトの先生に任せましょう。中学生にもなればこどもはたいてい反抗期です。特に勉強の話題となると、会話自体が成立しないことも。その点、こどもとアルバイトの先生とは年齢も近く、勉強以外の会話も楽しめます。仲良くなった先生からの「頑張れ!」がこどもの心に響くことは、よくあるのです。

個別指導は競争意識が育たない?

個別指導の塾では、競争意識が、あまり育たないと思ってください。模試やオプション講座で、競争意識を高める動きをしている個別指導塾もあります。しかし集団塾では、いわば毎回の授業が “競争意識を高める場”。競争意識を育てたいなら、集団塾です。

  • 個別指導塾では、競争意識は育ちません。
  • 集団塾では、競争意識が育ちます。

これは事実です。しかし同時に、以下も事実です。

  • 集団塾では、競争意識は芽吹きません。
  • 個別指導塾では、競争意識が芽吹きます。

競争意識を育てるには、まず、こどもに競争意識の“芽”が出ていることが前提です。

競争意識の芽とは、競争意識を持つ為の条件。それは、勉強に対する一定の自信です。もしくは自己効力感(自分はやればできるんだという感覚)のことです。

勉強に対して全く自信がない。自己効力感を全く持てていない。そんなこどもが集団塾に行っても、競争意識は育ちません。芽が出ていなければ、育ちようがありません。

あなたのお子さんは、勉強に対する自信がありますか?

少しはある…、むしろ自信がある方なら、集団塾に通えば競争意識が育ちます。全く無いのなら、まず個別指導塾に通い、勉強に対する自信を持てるようにしましょう。個別指導塾で自信(と学力)がつけば、そこから集団塾に転塾するのも一つの選択です。

確実にテストの点は上がるの?

個別指導塾に通えば、確実にテストの点は上がるのでしょうか?

一言で言うと、「上がる人が多いが、上がらない人もいる」です。思いきって、語弊恐れず言えば、「フツウは、上がる」です。個別指導塾では、先生がすぐ隣で、習慣的に勉強を教えてもらえる。…冷静に考えて、自分ひとりで勉強するよりも、絶対に効率的です。成績は「フツウは、上がる」。とは言え、「こどもを個別指導塾に通わせても成績が上がらない。」ということに悩むお母さんがたくさんいるのも事実。その原因は、以下の4つに分類できます。

  1. 塾選びを誤っている
  2. 塾の授業を生徒が理解していない
  3. 塾の指示に従っていない
  4. 自主的な勉強をしていない

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もっと詳しく「個別指導塾に通って成績が上がらない理由4つ」
リンク先のコラムでは、塾をダイエットのジムに例えています。塾に通う事で成績は上がりません。勉強をすることで成績は上がるのです。勉強をする為の場所が塾。…当たり前の話ですが、これが全てです。

まとめ

個別指導塾って、気にはなるけど、実際どうなんだろう?というお母さんの為に、7つの疑問をまとめました。

当たり前かもしれませんが、「今まで個別指導塾に通ったことがない」という方は、個別指導塾に対して正確ではないイメージを持たれていることがあります。(特に料金面で、それを強く感じることがあります。)

今回のコラムでは、個別指導塾に対して全くイメージが持てないお母さんの為に、正しいイメージの輪郭だけでも持っていただくことを、心がけました。

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