勉強の仕方アドバイス

中学生が定期テストで点数を取れていない共通パターンとその解決法


中学生が定期テストで点数を取れていない共通パターンとその解決法

中学校の定期テストの点数は、成績(内申)を判定する上で大きく影響してくるものです。一般的に定期テストの点数が良い生徒は、成績が良いとされています。
中学生のときに学習する内容は、高校の内容と比べると基本的な部分が多いです。ちょっとした考え方ややり方の違いで、中学校の定期テストの点数に差が出ます。
そこで今回は、中学生が定期テストで点数を取れていない共通パターンとその解決法について、「意識編」と「行動編」の2つに分けてご紹介します。

■中学生が定期テストで点数を取れていない共通パターン(意識編)

まずは意識編です。

・学校の先生のせいだと考える

中学生において以下のセリフをよく聞きます。

  • ・「学校の先生の授業が分かりにくい」
  • ・「あの先生の授業はつまらない」

いわゆる、他人のせいにしてしまっているパターンです。
定期テストで点数が取れている中学生は、
「先生のせいにしても仕方がない。自分でできることをまずはやってみよう!」と考えます。
定期テストで思うように点数が取れていない中学生は、
「この科目が苦手なのは自分のせいじゃない!先生のせいだ!」と考えます。

このように考え方が分かれます。
たとえ学校の先生がどうであれ、成績が良い生徒は定期テストでしっかりと点数を取ることができています。一方、一般的に良い先生と言われている先生に教わっていても思うような点数を取れていない中学生もいます。
ここで大切なことは、
「自分でできることをまずはやってみる。」ということです。
できない理由の矛先を先生に向けてしまうと、自分からは何もできなくなってしまいます。自ら動くことで、状況はいくらでも変えることができます。
ここで言う、「自分でできること」とは、自宅学習です。
学校で学習する内容を家で予習や復習をすることで、知識を深めるということです。
しかし、自分でできることを見つけて動きだすことは、中学生にとって容易なことではなく、保護者の方のサポートが必要となります。
以前のコラムで、保護者の方のサポートの方法についてご紹介しています。参考にしてみてください。

こちらもお読みください→
学習習慣は周りの人のサポートが必須!?(https://www.mebius-kobetsu.jp/education/2264/)

・「この勉強をして、将来何に役立つの?」

勉強嫌いな中学生が言うセリフ№1です。
例えば、中学2年生の数学で連立方程式を習います。2つの方程式を加減法や代入法などの方法で解いていく計算問題ですが、この連立方程式の解き方が分かったところで将来どのようなことに役立つのか?多くの人が一度は考えたことがあると思います。

このように考える中学生に対して、「そんなことは考えずに勉強しろ!」と言っても勉強のやる気を更に低下させるだけです。むしろ、「何のために勉強するのか?」と疑ってみることはとても良いことです。
ただやらされて勉強しているよりも、勉強する「意味」をしっかり考えて勉強するほうが学習効率は格段に良いものになります。

ですので、しっかり「意味」を考えてみます。
⇒学校で学ぶ「科目」は、生きていくために必要なのか?
⇒役立つとはどういうことなのか?勉強した知識は自動的に何かの役に立っていくものなのか?

ここでも、中学生にとって勉強する「意味」を考えることは難しいことです。保護者の方が勉強する意味を一緒になって考えてあげることが必要不可欠です。

勉強する意味をしっかり持たせてあげることで、勉強の質の向上⇒定期テストの点数アップに近づいていきます。

■中学生が定期テストで点数を取れていない共通パターン(行動編)

ここからは行動編についてご紹介します。

・どこがわからないのかがわからない

テスト勉強をしようにも、どこから手をつけたらよいのか?自分の弱点はどこなのか?
手も足も出ない、お手上げ状態の場合です。
勉強のスタート地点から分からないので、もちろん勉強をする気になれません。

この場合は、「分からなくなったところまで、とことん戻る」ことが大切です。
例えば、数学において中学1年生の単元から分からなければ、小学校の算数の単元まで戻り、算数のどの単元から分からなくなったのかを突き詰めます。そうすることで、勉強のスタート地点が明確になり、お手上げ状態から脱出できます。
「急がば回れ」ならぬ「急がば戻れ」です。

・音楽を聴きながら勉強をする

気分が落ち込んでいるときに明るい曲を聴く⇒テンションが上がる。前向きな気分になる。
リラックスしたいので落ち着いた曲を聴く⇒気分が落ち着く。
このように、音楽はすばらしいものです。中学生の時からiPodなどで音楽を聴き始めた人も多いかと思います。音楽を聴きながら勉強をすることが今の流行りなのかもしれません。
しかし、それって本当に集中して勉強をできているのでしょうか?
ここでは、音楽を聴く目的が「勉強に集中するため」ではなく、「勉強から逃げるため」になってしまっている人についてご紹介します。

勉強するつもりで明るい音楽を聴いても、気分が上がってしまい勉強どころではなくなりますし、勉強しなければならない現実を少しでも和らげる意味で、とりあえず音楽を聴いてみるものの結局は集中できていないのが現実です。

解決法としては、当たり前ですが音楽を聴かないことです。
しかし、どうしても聴きたくなります。テレビやマンガと同じように中学生はこの誘惑に負けてしまうことがほとんどです。
誘惑に負けずに勉強に集中するためには、やはり勉強する場所を変えてみることがベターです。
図書館や塾の自習室など、強制的に集中できる場所に環境を変えることで集中しやすくなります。

・復習をしない

「今日から頑張る!」「とにかくやる!」
中学生が勉強に対してやる気になったときに、よく出るセリフです。このような発言が出ることは、自分を鼓舞するという意味ではとても良いことです。
しかし、中学生が陥りやすいパターンは、やる気になり学校や塾の先生から勉強を教えてもらっただけで‘出来た気‘になることです。教わったことを自分の頭にインプットするだけで、得た知識を誰かに発信するわけでもなく、次の勉強に移ってしまいます。
そのため、テストのときには既に忘れてしまって‘出来たはずなのに出来ない‘というパターンに陥ります。

この解決策としては、「復習をする」ことです。
もちろん、しっかり復習をするためには時間が必要です。ですが、今まで復習をしてこなかった人が、新たに時間を作って復習をしてみても上手くいくケースは稀です。なかなか上手くはきません。
そこで、「ついで」の意識で復習をしてみることをおすすめします。
「ついで」とは??
⇒授業前後の30秒だけノートや教科書の見直しをする。
⇒寝る前の5分間だけ、その日習った範囲のノートを見直す。などなど。

これだけでも、知識の定着具合が劇的に変わっていきます。
「勉強=前に進むだけ」の人と、「勉強=前に進む+後ろに下がる(復習)」の人とでは、高校受験という長い道のりの中で大きく差がでてきます。
一度勉強したことを忘れていくのはとてつもなく無駄なことです。
穴だらけの器で水をすくっていることと同じようなものです。この穴をふさぐために復習が必要なのです。
復習はラクをして覚える勉強法の一つです。

自分がもっとラクをするために、「ついでに復習をする」という意識で取り組んでみることをおすすめします。
復習はしなければいけないものではなくて、究極にラクをしたい人がするものです。
復習=記憶のメンテナンスです

こちらもお読みください→
効果的な暗記方法を徹底分析!(https://www.mebius-kobetsu.jp/education/2981/)

■「暗記」と「理解」のどちらが大切ですか?

勉強するにあたり、暗記と理解のどちらを大切にすべきか?
ずばり、「理解」のほうを大切にしていただきたいです。
暗記とは、理解するための根拠に必要なことです。
たとえば、連立方程式の問題を解くためには公式を「暗記」します。暗記した公式を使うことにより連立方程式の解き方が「理解」できます。
このように、「理解のための暗記」で考えてみてください。
最後に理解へと変換することにより、定期テストでの点数アップを実現しやすくなります。

■まとめ

中学生が定期テストで点数を取れていない共通パターンとその解決法について、ここまでお伝えしてきましたが、
意識面⇒ただやみくもに暗記するのではなく、意味をしっかり理解する。
行動面⇒単発的な暗記ものにするのではなく、復習をすることにより知識として定着させる。

最初に書いた通り、中学校で勉強する内容は基本的な部分が多いです。ちょっとした考え方ややり方のコツを実践するだけで大きく定期テストの点数も変わることでしょう。是非参考にしていただき、今のお子様の状況と比べてみてください。

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