「いいね」に込められた思い―その2―

枚方本校のブログ

昨日のブログの続きです。

↑(まずはコチラをお読みください。)

こんにちは。KEC個別指導塾メビウス枚方本校の桑野です。

 

さて、「いいね」に込められた思いですが、まずおさらいとして

 

「そうそう。」

「うん。」

 

などの講師の声かけは、“褒めてはいない”という点でNGです。

「いいね」は、『いい(良い)』というプラスワードが入っている為、“褒め”になります。

 

次に、「いいね」の“ね”ですが、これは国語の文法上、【終助詞】にあたります。

 

【~ね(ねぇ)】

①話し手の心の中で確認しなおしていることを表す

②聞き手に情報を確認したり、同意・共感を求める

です。

 

まず①を見ると、「いいね」は塾生に向けられていると同時に、少し講師の独り言のような

印象も与えることがわかります。これにより、塾生の何かに講師が関心して「…へぇ」と口から

出てしまうのを聞いているような、押しつけのない褒めを演出します。

 

さらに②を見ると、講師の一方的な伝達というよりは、塾生との感情のシェアが意図された

言葉であることがわかります。言い換えると、塾生の感情レベルに寄り添った褒め、

「あなたが良いと思っているのと同じだけ、良いですね」というメッセージなのです。

 

このあたりが、

「OK!」や「そやな!」と言った、講師と塾生にどこか上下関係を醸すような語感とは

全く違うんですよね。

 

さぁ、マニアックになってきましたよ()

 

明日の「いいね」に込められた思い―その3―/KEC個別指導塾メビウス枚方本校

を、完結編とします。

この記事の筆者

小川 喜樹Ogawa Yoshiki

幼少時の少年野球の経験を活かし、日系社会JICA海外協力隊にて、ブラジルへ滞在し現地の子ども達に少年野球指導にあたる。帰国後は、ボーイズリーグにて中学硬式野球の指導にあたり、子ども達の努力には全力で応えてくれる熱血漢。これらの経験を経てKECの経営理念である教育第一主義に賛同し、KEC個別指導メビウスに入社。KEC個別指導メビウスでは、成績を上げるために、常に子ども達の視点に立って物事を考えることを実践。学ぶ楽しさを実感させる指導には定評がある。 (プロフィール詳細はこちら)

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