勉強の仕方アドバイス

時間がない中学生が学習効率を高めて、成績アップするための学習方法


時間がない中学生が学習効率を高めて、成績アップするための学習方法

野球部最近の中学生は本当に忙しそうです。週3日以上通塾している中学3年生は、約3人に1人いるというデータもあります。
これに加えて、クラブチームで野球やサッカーをしていたり、別の習いごとをしていたりすると、なかなか勉強時間を確保するのが難しいですよね。
そこで今回は、時間がない中学生が学習効率を高めて、成績アップをするための学習方法をご紹介します。もしお子さまが、勉強時間がなくて困っていたら、ぜひこの記事を紹介してあげてください。

学習効果は学習時間だけでは決まらない

学習机時間のない中学生が成績アップをするためには、限られた時間の中で学習効果を高めていかなければなりません。そのために多くの中学生が取ってしまう思考回路。

それは「もっと勉強しなければ」です。

しかし、ただでさえ忙しくて時間がないわけです。部活で帰ってきたあと、習い事のあとに勉強しようと思っても体力が残っていない。勉強していても、すぐに眠りに落ちていたり、頭がぼーっとしたりします。

これ以上勉強時間を延ばそうと思っても、なかなかできないのが現実です。

学習効果を上げるために、勉強時間を延ばす以外の方法はないのでしょうか?
いえ、あります。
それは学習効率を上げることです。

学習効果は次のような図式になっています。

学習時間 × 学習効率 = 学習効果

学習時間を延ばすのが難しいならば、学習効率を高めれば良いのです。学習効率を最大限に高めていくことで、学習時間が少なくても多くの成果が得られます。

部屋の掃除をするとき、手でひとつひとつゴミをひろうよりも、ほうきを使った方が短い時間できれいになります。ほうきよりも掃除機を使った方が、もっと短い時間できれいになります。
勉強も掃除と同じです。効率を上げる方法が分かれば、短い時間で多くの成果を得ることは可能なのです。時間がない生活を送っている人こそ、徹底的に学習効率を上げる方法を考えるべきなのです。

効率のいい学習方法とは?

ここからは効率のいい学習方法をお伝えします。
そもそも勉強とは「できない」を「できる」に変えることです。ということは、限られた時間の中で、ひとつでも多くの「できない」を「できる」に変える。これが学習効率の高い学習方法だと言えます。

具体的な手順は次の3ステップとなります。

①できないところを見つける
②できない原因は何か突き止めて3タイプに分類する
③タイプ別に必要な時間を確保して解決する

①まずは「できない」ところを見つける

まず最初にすべきなのは「できない」ところを見つけることです。すでにできる問題に時間を使っても、成績アップにはつながりません。「自分ができないところはどこか?」を見つけて、そこを「できる」に変えて、はじめて成績が上がります。

しかし、残念なことに、ただダラダラと問題を解くだけで勉強したつもりになっている人もいます。ひとつ悪い例を挙げてみます。

「分からないところで止まっていたら、問題集が全然終わらなかった。でももう1時間も勉強したから終わり。丸つけも今度にしとこ。」

これのどこがダメなのか分かりますか?
このようなやり方では、自分はどこができないのか見つかっていません。「できない」ところが見つかっていなければ、それを「できる」に変えていくことができませんよね。

自分を振り返ってみたとき、こんな勉強の仕方をしていませんか。心当たりのある方は、すぐにやり方を変える必要があります。

最初からすべての問題が解ける必要はまったくないのです。
まず最初にすべきなのは、自分ができない問題を見つけることなのです。

できないところを見つけるためには?

学習帳自分はどこができないかを見つけるためには、どうすればいいのでしょうか。それはすでに習った単元であれば、テストのつもりでいきなり問題を解いてみることです。

問題集であれば、となりのページに解説が載っていたり、答えが載っていたりするものもありますが、絶対に見てはいけません。それでは自分ができないところが見つかりません。

だからこそ、まずはテストのつもりでいきなり問題を解いてみてください。分からないところはどんどん飛ばしてしまいましょう。

その結果、「10問のうち1問しか分からなくて、1分で終わった。」なんてこともあるかもしれません。

でも、それでいいのです。それこそが超効率的な勉強の仕方です。なぜなら、1分で自分の「できない」ところが9問も見つかっているからです。
上に挙げた悪い例を思い出してみてください。ダラダラ勉強した挙句、1時間で1問も見つかっていません。どちらが効率のいい学習方法なのかは明らかですよね。

②できないところが見つかったら、その原因を3パターンに分類する

できないところが見つかったら、そこをできるように変えていきます。そのためには、できない原因を特定しなければなりません。

できない原因は大きく分けて、以下の3つになります。

Aー理解していないからできない
Bー練習が足りていないからできない
Cー覚えていないからできない

数学を題材にして例を挙げると、
Aーなぜその公式を使うのか分からない
Bー解き方は分かっているけど、計算ミスが出てしまう
Cー公式を使うことはわかるけど、その公式を覚えていない
といった感じです。

できなかった問題には、必ず何かしら原因があります。まずはその原因を突き止めて、A~Cのどれに当てはまるか、分類してみてください。

③原因が分類できたら解決しよう!

原因が分類できたら、いよいよその原因を解決していきます。
まずはA~Cを、確保できる勉強時間によって振り分けてみてください。
あくまでも目安ですが、だいたい以下のイメージです。

1時間程度の勉強時間が確保できる場合  ⇒Aをやる
30分程度の勉強時間が確保できる場合  ⇒Bをやる
5~10分程度の勉強時間が確保できる場合 ⇒Cをやる

Aタイプの問題は時間がしっかり確保できるときにやる

Aの理解していないからできないタイプの問題は、解決するのに時間がかかります。しっかりと勉強時間が確保できるときにやりましょう。
理解していない問題は、理解しないことには前へ進めません。勉強していると、ひとりでは理解できない問題も出てくるので、Aタイプの問題は分からないところを誰かに聞ける環境でやるのがオススメです。たとえば、塾の自習室や学校の自習時間などですね。

Bタイプの問題は30分程度の時間があるときにやる

Bタイプの問題は、30分程度しか時間がない場合にオススメ。このタイプの問題における課題は、すでに理解しているけどひとりでできない、という点。
これを解決するためには反復練習が必要となります。

このあたりは部活と似てますよね。くりかえし練習をすることで、上手に楽器が演奏できたり、思うようなプレーができるようになったりします。勉強も同じで、最初はできなかったことでも、くりかえし練習するうちにできるようになってきます。

Cタイプの問題はスキマ時間を活用する

Cの覚えていないからできないタイプの問題は、5~10分程度しか時間が取れないときにオススメです。Cタイプの問題は、覚えたら終わりです。それで課題が解決します。だからこそ、時間があまりとれないときに、この課題を解決してしまいましょう。

裏を返せば、塾の自習室などでせっかく質問できる環境にあるのに、B・Cにあてはまる問題を解くのはもったいないです。B・Cタイプの問題は自分一人でもできるからです。

時間がない人こそ「今、自分はA~Cのどの問題をやるべきなのか」をよく考えて、実行してみてください。

まとめ

時間のない中学生が成績アップをするためには、学習効率を高めることがもっとも大切です。学習効率を高めるとは、限られた時間の中でひとつでも多くの問題をできるようにすることです。そのために、具体的は手順としては次のようになります。

①できないところを見つける
②できない原因は何か突き止めて3タイプに分類する
③タイプ別に必要な時間を確保して解決する

限られた時間を有効活用して、勉強も部活も習い事もすべて充実させていきましょう!

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